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第12話 手加減。
うおおおおおおヤバイヤバイ!
何絡まれてんだあいつら!
ヤバイ切られる寸前じゃん!!
こーゆー時は、こーゆー時は....
「先手必勝ぉ!!」
走りながら右手を構え、軽めの魔法を発射...
「《エアウィンド》ッッ!!」
説明しよう、《エアウィンド》とは!
空気中の魔法力を右手に集め、それを空気の弾として超高速、高圧で飛ばす魔法なのだ!
モチロン手加減してるぜ?
「なんだあのヘンぅぶいあくはふぁなッッ!!??」
「「リーダーッッ!?」」
「あり?」
......しまった。
モンスター基準の手加減じゃマズかったか。
何百メートルかありそうなのに壁にめり込んでるし。
腰巾着二人が慌てて追いかけて行ったけど....生きてるかな?
「ま、生きてるでしょ、多分」
「....ア...アタ...アンタ...」
「さっきの....人.....です?」
「...........( ゜д゜)」
なんだこいつら。
せっかく助けてやったのに、むしろ俺にビビってるじゃん。
どーすんのよコレ。
「...あー...さっきは悪かったな...追い返して」
とりあえず素直に謝って、要件伝えるか。
「で、お前らを雇いたい。オーケー?」
「「「( ゜д゜)」」」
何だよ....悪いか?
....悪いか。
風邪がぁぁ....治らぁぁぁん...




