第101話 しそ。
「あぁぁ〜たーすーけーてぇぇぇ〜」
手も足も出ず、根っこに宙づりにされるリース。
アイツ.....バカか....?
「ったく....しょうがない」
バスンッ、と斬撃を飛ばし、根っこを切り落とす。
中途から切れた根っこと共に、リースが頭から落下してきた。
「いったぁ!?」
「我慢だ我慢。ほれ、お前らも行ってこい」
「あ...い、いってきます!」
「ん.....」
となりに立っているソアラとアルトの背中を押し、戦闘に加わるよう促す。
かなり強い相手だが....三人なら行けるか....?
「ふふふ...リースちゃん、これが本当の魔法ですよ?せーの.....《フレア》っっ!!」
自慢げに言いながら、ソアラの放った火の玉は一直線に飛んでいき、木の幹に直撃した。
その衝撃で木は揺れ動き、大量の葉を散らした。
「やりましたっ!」
「ぬ....こ、この前はちゃんと出たんだからね!!」
「リースちゃん、魔法はいつでも使えなきゃ意味が無いんですよ?」
「ぐぬぬぬぬぬ......っ!!」
うわぁ....ソアラが悪質だぁ.....
今まで見たことないぐらいドヤ顔してるな。
まあ勝手にしてもらって構わないんだが....
「お前ら、倒せてないぞ?」
『...........』
「「え」」
今の一撃で怒ったのか、木の周辺の地面が盛り上がり、数本の根っこが一気に飛び出して来た。
ウニョウニョと揺れ動くそれは、幼兵供を狙いにつけたようだ。
「やっぱり肉弾戦が一番ね.....行くわよっ!!」
「ん......」
迫り来る根っこをくぐり抜けながら、リースとアルトは猛進して行く。
そんな光景を見ながら、一人おろおろとするソアラは、
「エ....エイトさぁぁん.......」
涙目でこちらをちらり。
「......今度メガフレア教えてやるから」
「はい.....」
結局、アルトの魔弾集中砲火でこの戦いには決着がついた。
ちなみに、このモンスターが落とした素材だが....
〔魔木の葉〕30000ゴールド
俺は山菜が苦手なので、この値段はどうかと思う。
というか、葉っぱを何に使うんだよ...
短い....上に1話投稿の連続で申し訳ありません....
今日はもしかしたら2話いけるかもです。




