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え~精神世界についたのじゃ

今日は入学式でした!

時間が~


でもガンバる!!



怒りで視界が霞む。握り締めた手のひらに爪が刺さり痛むが、俺の中の憤怒が

上回り直ぐに痛みなど感じなくなる。


「おいっじいさん!ざっけんな!!そんなことのために俺達の生活を壊したのか!!!」


俺は今とてつもなく怒っている。普段温厚な俺が珍しいほど。

何が俺をそこまで怒らせてるのか、それは目の前のじいさんの話した内容があまりにも

ふざけた内容だったからだ。


その話を要約すると

・俺のいた場所は剣と魔法の異世界

・連れていったのはじいさんの息子

・理由は暇潰しに


やはりふざけている


俺の頭を怒りが支配しようとしたとき、ふと幼いころに死んだ母さんの言葉の言葉がよみがえる。


そうあれは確か幼稚園の友達と大喧嘩したときだった。

ーーー大和、あなたが怒るのにお母さんは別に怒らないわ。でも、それが理由のない怒りなら

怒るわ。これから怒ることもあるでしょう。でも、怒った時こそ考えてみて、怒るのに正しい理由

と、人。これが大事なこと。覚えておいてーーー

あのときは意味が分からなかったが今なら分かる。


「じいさん、すまなかった。悪いのはじいさんの息子なのにじいさんに怒鳴っちまったりして。」

そして頭を下げる。


するとじいさんはポカン、とした表情をしたあとすぐに元の表情に戻り、


「いやいや、わしらの監視が甘かっただけなのじゃ。ぬしが謝る必要など一切ない。

こちらこそ本当にすまなかった」


そういってじいさんも頭を下げた。


二人して頭を下げてる形になってしまった


やべぇこのあとどうやって話続けよう......


そう思ってたら、じいさんから続けてくれた。

「さ、本題に入らしてもらうぞ。

 この世界は「カストラル」という。カストラルには地球と違う点がかなりある。

まず最大の点が魔法とスキルの存在じゃ。魔法は大概の者が使えるが戦に出られるほど

の才能を持ったものは1000人に1人くらいじゃから魔法で戦えるものはかなり

優遇されるな。」


魔法キタ!まぁ予想はしてたが本当にあるとは······超嬉しい!


「そしてスキル、これは先天性、後天性、継承性の3つに分かれる。

 先天性のものは運じゃな。後天性のものは努力、継承性は親の能力による。

 ここまでが魔法とスキルの説明じゃ。」


え?もう終わり?ちょ、スキルの説明少なすぎね?


「じいさん、ちょっと質問だ。俺の場合って先天性のスキルは絶対ないよな?」


だってスキルのない世界から来たんだから。


「ああ、そのことも含めてぬしの能力は後で全部説明するから待っておれ」


俺の懸念は後回しにされた.....


「では次は魔族と亜人の説明じゃな。魔族は魔王、魔人、魔獣、魔物を一括して

 よんだものじゃ、魔王とは魔族の王で魔を統括し支配するもののことじゃ。

 まぁ魔王は滅多に出ないから大丈夫じゃろ。次に魔人。これは魔獣や魔物が

 経験値を溜め、だいたい5回ほど進化すると魔人になる。これも魔王ほどでは

 ないが希少なやつじゃ。」


ん?聞きなれた言葉が...経験値とは何ぞ?


「そうかまだ話して無かったな。この世界にはレベルがありステータスがある。

 レベルが上がるごとにステータスが上がる。レベルを上げるには経験値を溜める。

 経験値を溜めるには生き物を殺す。それは全生物共通じゃ。」


殺すかぁ、まぁ予想はしてたけど俺に出来るかな?

にしてもホントにRPGみたいな世界だな、結構楽しみになってきた。


「では話を戻すぞ、魔獣は元から存在する獣が大気中にあるマナと呼ばれる魔力の素を

 吸収して身体が変異したものをさす。元よりかなり強くなっておる。

 魔物じゃが主に人形の亜人をさす。魔王に味方する亜人は魔物と言われておる。

 そして亜人じゃが身体の一部が人とは違う部分を持っているもの、それが亜人じゃ。」


ってことは猫耳キタ!昔から動物は好きだ。それが人とくっつくなんて、最高じゃないかっ!!


後は俺の能力だな、カス過ぎなければいいが・・・



 

ヤバい、ステータスどーしよ、だいたい検討はついてるんですけど.....


今回もありがとうございました

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