プロローグ
この作品は亀更新なので気が向いたら
覗いて見てください。
「大和、真希、いくぞ」
人、人、人、何処を見ても人ばかり。旅行に行く前から疲れてきた。
「へいタクシー」
これは実際聞こえないのだから言う必要は無いのだが、まぁ何かやっほうがいいじゃん?
それと、毎回思うけどタクシーのスライドじゃないけど自動で開くドアあれいいよな。
「お客さん、何処まで」
「●●●の駅前までお願いします」
そう言ってタクシーは出発した。
しかしながら暇だ。駅前までまだ30分位ある。真希と喋って時間を潰そう。
「なぁ、真ーーー!?」
突然運転席から目を開けられない程の光に襲われた。
そして俺の意識は途切れた
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皮製の椅子に一人の男が座っている。男はウインドウの様なもの見ながら呟いた。
「はぁ~やっぱ三人同時は辛いわ~。ま、今回は中々の逸材が要るし良しとしよう。」
男は満足げに頷くと、その場に得体の知れない力が渦巻く。
「・・・・げっ、この神力、創造神の爺さんじゃねーか。もうばれたのか······だがしかし!
俺は逃げる!!グッバーイ爺さん」
そう言うと男はその場から消えてしまった。其処に残ったのはタクシーのみ。