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奈穂子へ
いつも
きれいでいつも正しくて
彷徨う俺の
大事で大切な
奈穂子
愛情友情感情理性
貴女の話も貴女の悩みも
できる限り俺も
真剣に聞くよ
母性
な
奈穂子
シラケた奴が言うシラケタ言葉に
あまり
興味はない
何でもお見通しと
思ったら大間違い
テーブルの上には赤子の写真と老婆の写真
懐かしき
記念写真のように
何気ない奈穂子の笑顔と笑顔
俺を褒めては笑う、
ドラマの主人公のような奈穂子の瞳
何故
人間は息をする
何故
奈穂子は息をする
何故
人間は抱き合うのだろうか
着飾る街の片隅で生きている
珈琲に手をやる
白昼夢を見ているような日々
さようなら
愛しの奈穂子へ
愛しき奈穂子へ
唯一
愛を知る
きれいな女
奈穂子へ




