神野正史著「移民で読み解く世界史」ー5- 温暖化による隆盛
【書名・タイトル名】「移民で読み解く世界史」
【著者・作者】神野正史
【発行元・サイト】イースト・プレス
【参考URL】
本文
第2章 騎馬民族の猛威
騎馬民族が現れたことにより世界史は新しい段階に入った
●気候の温暖化が、秦・マウリア朝・アレクサンドロス帝国・ローマ共和国などの空前の広域支配を生む。
紀元前4世紀ごろ温暖化に向かう
共和政ローマの成長
★「共和政ローマ」Wiki
共和政ローマ(きょうわせいローマ)は、紀元前509年の王政打倒から
紀元前27年の帝政の開始までの期間の古代ローマを指す。
この時期のローマは、イタリア中部の都市国家から、地中海世界の全域を
支配する巨大国家にまで飛躍的に成長した。
中国では「秦」が天下統一する
★「秦」
AI による概要
「秦」は、中国の王朝名として最も知られているのは、紀元前221年に
中国を初めて統一した秦朝です。
秦朝は、秦始皇帝によって築かれ、わずか15年で滅亡しましたが、中央
集権的な法治国家体制を確立し、万里の長城の建設など、後の中国に大き
な影響を与えました.
インドではマウリア朝が天下統一
オリエントではアレクサンドロス大王が、ギリシア文化圏、ペルシア文化圏が統一される
★参考「マウリア朝」
AI による概要
マウリヤ朝は、紀元前317年から紀元前180年頃まで存在した古代イ
ンドの最初の統一帝国です。
マウリヤ朝は、チャンドラグプタ王によって興し、アレクサンドロス大王
の侵入後に西北インドまで支配を拡大しました。
★参考「アレクサンドロス大王」Wiki
紀元前356年にアルゲアス朝マケドニア王国ペラで生まれ、20歳で父
であるピリッポス2世の王位を継承した。
その治世の多くをアジアや北アフリカにおける類を見ない戦役(東方遠征)
に費やし、30歳までにギリシャからインド北西にまたがる大帝国を建設
した。
戦術・戦略の天才であり、少年のごとき純朴な野心を持っていた。
戦えば決して負けることがなく、確かな戦略で領域を急速に拡大し、異民
族統治においては独創的な方針をとった。
彼の業績は征服戦争に成功したことだけにあるのではない。
当時のギリシア人が考える世界の主要部(ギリシア、メソポタミア、エジ
プト、ペルシア、インド)のほとんどを一つにつないだ若き『世界征服者』
であり、異文化の交流と融合を図る諸政策を実行し、広大な領域にドラク
マを流通させることで両替の手間を省いて迅速かつ活発な商取引を実現し
たことにある。
アレクサンドロス以後、世界は一変したのである。また、歴史上において
最も成功した軍事指揮官であると広く考えられている。
アレクサンドロス大王によるギリシア、ペルシアの統一
⇒移民とともに生まれたオリエント文明を滅ぼした
⇒新たにヘレニズム文明が誕生
★参考「オリエント文明」
AI による概要
オリエント文明とは、エジプトとメソポタミアを中心とした、世界最古の
文明を指します。
紀元前3200年頃から紀元前4世紀まで、西アジアやエジプトで栄えた
文明で、文字の誕生や農業の発達など、後の西洋文明にも大きな影響を与
えました。
★参考「ヘレニズム文明」
AI による概要
ヘレニズム文明とは、アレクサンドロス大王の東方遠征によってギリシア
文化とオリエント文化が融合し、東地中海から中東にかけて形成された文
化を指します。
約300年間の期間にわたり、自然科学が発展し、多様な哲学や宗教が誕
生しました。
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