橋爪大二郎×大澤真幸対談 「ふしぎなキリスト教」 講談社現代新書 第二部 ー4- イエスは神か人か
【書名・タイトル名】「ふしぎなキリスト教」
【著者・作者】橋爪大二郎×大澤真幸対談
【発行元・サイト】講談社現代新書
【参考URL】
本文
第2部 イエス・キリストとは何か
4 イエスは神なのか、人なのか
まず、歴史的な人物としてのただの人のイエスがいた
⇒預言者として活動した
⇒預言者だと思った人が大勢いた
⇒「エリヤの再来」
★「エリヤの再来とは」
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「エリヤの再来」とは、旧約聖書に登場する預言者エリヤが、再び地上に
現れるという信仰上の概念です。
特に、キリスト教やユダヤ教において、メシア(救世主)の再臨に先立っ
て、エリヤが再臨すると信じられています。
この再臨は、文字通りの復活ではなく、エリヤの霊的な力や役割を受け継
ぐ人物の出現として解釈されることが多いです。
詳細:
旧約聖書の預言:
マラキ書には、主の日の前に預言者エリヤが遣わされるという預言があり
ます。
バプテスマのヨハネとの関連:
新約聖書では、バプテスマのヨハネが「エリヤの霊と力で」来た者として
描かれており、エリヤの再来とみなされることがあります。
メシアの再臨:
エリヤの再来は、メシアの再臨を告げる前触れとされ、救世主の到来を準
備する役割を担うと考えられています。
霊的な再臨:
多くの解釈では、エリヤの再来は、文字通りの復活ではなく、エリヤの霊
的な力や役割を受け継ぐ人物の出現として解釈されます。
ユダヤ教とキリスト教:
ユダヤ教では、エリヤは天に上げられ、再臨のメシアを待ち望む民を助け
る存在として考えられています。
キリスト教では、バプテスマのヨハネがエリヤの再来とされ、イエス・キ
リストの道を準備する役割を担ったと解釈されます。
預言者よりも一回り大きい存在が、メシア「救世主」である
メシア=世の中を作り替える
預言者=神の言葉を伝えるだけ
メシア待望論が当時のユダヤの民衆の間で広がっていた
イエスの処刑
⇒イエスの復活=メシアからの格上げ
⇒メシアとして人々を救うためにやってきたはずのイエスが、処刑され、復活して天に上ったのはどのような意味があるのか
★「イエスの復活とは」
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イエス・キリストの復活は、キリスト教信仰の根幹をなす出来事です。
イエスは十字架刑で処刑された後、三日目に復活したとされています。
この復活は、イエスの神の子としての権威を証明し、罪からの救いと永遠
の命を象徴すると考えられています。
イエスの復活に関する主なポイント:
十字架刑と復活:
イエスは十字架にかけられて処刑されましたが、その3日後に復活したと
聖書に記されています。
神の子としての証明:
復活は、イエスが神の子であり、神ご自身であることを示す出来事とされ
ています。
罪からの解放と永遠の命:
イエスの復活は、人間の罪を贖い、永遠の命への希望を与えるものと解釈
されています。
信仰の根幹:
キリスト教徒にとって、イエスの復活は信仰の最も重要な部分であり、希
望の源となっています。
イースター:
イエスの復活を祝う行事がイースター(復活祭)です。
イエスの復活は、キリスト教徒にとって、単なる過去の出来事ではなく、
現在も生きている希望であり、信仰の基盤となっています。
⇒イエス・キリストは「神の子」だという考え方
⇒イエス・キリストは「神の子」という考え方を確立したのはパウロ
⇒「神の子」は「イエス・キリスト」と同じ意味ではなく、もう一歩踏み込んだ考え方
⇒ユダヤ教とは一線を画した宗教となる
★「イエスは神の子」
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はい、「イエスは神の子」という表現は、キリスト教においてイエス・キ
リストが神の特別な存在であることを示す重要な概念です。
これは、イエスが神によって創造された唯一の存在であり、神の御子とし
て地上に遣わされたと信じられているためです。
詳細:
聖書における「神の子」:
聖書、特に新約聖書において、イエスは「神の子」とたびたび呼ばれてい
ます.
これは、イエスが神によって直接創造された唯一の存在であり、神の特別
な愛と権威を受けていることを意味します.
三位一体論:
キリスト教神学では、イエスは神の子であり、父なる神、聖霊とともに三
位一体を構成する一員とされています.
イエスの役割:
イエスは、神の愛を人々に伝え、罪を贖うために地上に遣わされた救い主
(メシア、キリスト)と信じられています.
「神の子」の意味:
「神の子」という言葉は、文字通りの意味だけでなく、イエスが神と同等
の存在であり、神の性質を共有していることを示唆しています.
信仰の核心:
イエスを「神の子」と信じることは、キリスト教信仰の核心部分であり、
イエスを救い主として受け入れることを意味します.
まとめ:
「イエスは神の子」という表現は、イエス・キリストが特別な存在であり、
神の愛と権威を受けて地上に遣わされた救い主であることを示す、キリス
ト教における重要な概念です.
★「イエス・キリストは「神の子」という考え方を確立したのはパウロ」
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イエス・キリストを「神の子」と考えるようになったのは、パウロの影響
が大きいと言えます。
パウロは、イエスをキリスト(救い主)と信じる信仰を確立し、その中で
イエスの神性を強調しました。
特に、パウロの書簡は、イエスを神の子として理解する上で重要な役割を
果たしました。
以下に詳細を説明します。
パウロの役割:
パウロは、キリスト教をユダヤ教から分離させ、異邦人にも伝道する上で
中心的な役割を果たしました。
彼は、イエスを単なる預言者や教師ではなく、神の子、つまり神ご自身で
あると主張しました。
書簡の影響:
パウロの書簡は、イエスの神性、十字架と復活、そして信仰による救いと
いったテーマを深く掘り下げています。
これらの書簡は、キリスト教の教義を形成する上で非常に重要であり、イ
エスを「神の子」と理解する基礎となりました。
「神の子」という概念:
パウロは、イエスを神の子と呼ぶことで、イエスが神の権威と性質を受け
継いでいることを示唆しました。
これは、当時のユダヤ教の文脈では、イエスを神として崇拝することに繋
がる可能性のある、非常に革新的な考え方でした。
初期キリスト教における「神の子」:
パウロの書簡以前にも、イエスを神の子と呼ぶ記述は存在しましたが、パ
ウロの書簡は、この概念を体系化し、広める上で大きな役割を果たしまし
た。
その後、イエスを神の子とみなす考え方は、初期キリスト教の中心的教義
の一つとなりました。
このように、パウロは、イエスを「神の子」と考える概念を確立し、キリ
スト教の発展に大きく貢献したと言えます。
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