橋爪大二郎×大澤真幸対談 「ふしぎなキリスト教」 講談社現代新書 第二部 ー1- イエス・キリストは実在したのか?
【書名・タイトル名】「ふしぎなキリスト教」
【著者・作者】橋爪大二郎×大澤真幸対談
【発行元・サイト】講談社現代新書
【参考URL】
本文
第2部 イエス・キリストとは何か
1 「ふしぎ」の核心
ユダヤ教とキリスト教はほとんど同じ
違いはイエス・キリストがいるかいないか
イスラム教=ユダヤ教やキリスト教を内部に取り込む
イエス・キリスト=ユダヤ教にはいない
=イスラム教では預言者の一人
⇒ではキリスト教にとってイエス・キリストとはどんな存在か
★「キリスト教にとってのイエス・キリストとは」
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キリスト教において、イエス・キリストは神の子であり、救い主であると
信じられています。
彼は、神と人間との間の仲介者であり、十字架の死と復活によって人類の
罪を贖い、永遠の生命をもたらすとされています。
詳細:
神の子:
キリスト教では、イエス・キリストは唯一の神である父なる神の御子であ
り、聖霊とともに三位一体の神を構成すると信じられています。
救い主:
イエス・キリストは、人類を罪から救うために地上に遣わされた救い主
(メシア、キリスト)であると信じられています。
十字架と復活:
イエス・キリストは、十字架にかかって処刑されましたが、その後復活し、
天に昇られたと信じられています。
信仰の対象:
キリスト教徒は、イエス・キリストを信仰の対象とし、その教えに従うこ
とによって救いに至ると信じています。
仲介者:
イエス・キリストは、神と人間との間の仲介者であり、人間が神と平和な
関係を築くための道を開くと信じられています。
イエス・キリストという名前の意味:
イエス:
ヘブライ語で「神は救う」という意味を持つ名前です。
キリスト:
ヘブライ語の「メシア」をギリシャ語に訳した言葉で、「油注がれた者」
という意味です。
古代イスラエルでは、王や祭司などが就任する際に油を注ぐ儀式が行われ、
選ばれた者という意味合いがありました。
イエス・キリスト:
「イエスはキリストである」という信仰告白であり、イエスが救い主であ
ることを認める意味があります
⇒そもそもイエス・キリストって実在したの?
★「イエス・キリストは実在したのか」
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イエス・キリストは、一般的に実在した人物とされています。
主流の学者や考古学者も、イエスの実在性を否定していません。
彼の生涯や教えは、キリスト教の聖書である福音書や、その他の歴史的資
料によって伝えられています。
詳細:
福音書:
イエス・キリストの生涯や教えを伝える主要な文献は、新約聖書に収めら
れた四福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)です。
歴史的資料:
福音書以外にも、ローマの歴史家タキトゥスや、ユダヤ人の歴史家ヨセフ
スなど、イエスの存在を示唆する記述を残した歴史家がいます。
考古学的証拠:
考古学的な発掘調査によって、イエスが生きた時代や場所に関する手がか
りが得られており、イエスの実在を裏付ける証拠も発見されています。
主流の学者:
イエスの実在を疑問視する学者もいますが、主流の学者や考古学者は、イ
エスの実在を肯定しています。
異論:
一部の学者や歴史家は、イエスの実在を否定したり、イエスの教えや奇跡
を別の解釈で説明しようとする説を唱えています。
結論:
イエス・キリストは、実在した人物であるという見方が一般的です。
福音書や歴史的資料、考古学的証拠などが、彼の存在を裏付けています。
★「イエス・キリストは実在した証拠」
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イエス・キリストの実在については、歴史的な証拠と宗教的な信仰の両面
から議論があります。
歴史的な証拠としては、新約聖書や他の古代文書に記述があること、また、
イエスが処刑されたという事実などが挙げられます。
しかし、福音書に書かれている奇跡や復活といった出来事については、歴
史的な事実として証明することは困難です。
歴史的な証拠:
新約聖書:
イエスの生涯や教えについて記述された福音書や使徒行伝など、新約聖書
はイエスの存在を示す主要な資料です。
これらの記述は、イエスが実在した人物であることを示唆しています。
他の古代文書:
タキトゥスやヨセフスといった古代の歴史家も、イエスやその時代の出来
事について言及しています。
これらの記述は、新約聖書以外の資料からもイエスの存在が裏付けられる
ことを示しています。
処刑の事実:
イエスがローマ総督ポンペイ・ピラトによって処刑されたという事実は、
歴史的事実として広く認められています。
宗教的な信仰:
福音書の記述:
福音書には、イエスが奇跡を行ったり、死から復活したりしたという記述
があります。
これらの出来事は、歴史的な証拠で証明することは困難ですが、キリスト
教徒にとっては信仰の対象となっています。
復活の信仰:
キリスト教徒は、イエスの復活を信じています。
これは、イエスの教えを信じる上で重要な要素となっています。
結論:
イエス・キリストの実在については、歴史的な証拠と宗教的な信仰の両面
から議論がありますが、少なくとも、伝承の中心となる人物が存在したと
考えるのが自然でしょう。
福音書に書かれている奇跡や復活といった出来事は、歴史的な事実として
証明することは困難ですが、キリスト教徒にとっては信仰の対象となって
います。
新約聖書以外の証拠
タキトゥス「年代記」
ヨセフス「古代史」
バビロニア・タルムード
YouTube「Q80 イエス・キリストは実在の人物ですか。【3分でわかる聖書】」より
2000年ほど前にイエスという男が弟子たちを引き連れて、パレスチナあたりを放浪していたという出来事
⇒キリスト教の信仰である
⇒キリスト教の信仰は、イエスに関する歴史的出来事にコミットすること
⇒イエスが実在したかどうかは重要な出来事
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