橋爪大二郎×大澤真幸対談 「ふしぎなキリスト教」 講談社現代新書 第一部 ー3- ヨシア王による宗教改革
【書名・タイトル名】「ふしぎなキリスト教」
【著者・作者】橋爪大二郎×大澤真幸対談
【発行元・サイト】講談社現代新書
【参考URL】
本文
第1部 一神教を理解する
ユダヤの神ヤハウェは妬みと怒りの神
「破壊」「怒り」の神⇒「戦争」の神
Godがいると、Godが選んだからという理由で王で選ばれるようになった
⇒ヤハウェ信仰と王政が結び付く
⇒王はGodが任命する、王の行動に対し預言者を通して批判する→王は偉いのではない
王への批判でユダヤを取り巻く環境はますます厳しくなる
⇒神はなぜ我々を救ってはくれないのか
⇒神は世界を作り、我々に試練を与えている
⇒ユダヤの神→世界を支配する唯一の神に格上げ
⇒唯一の神から選ばれたユダヤの民(選民思想)の誕生
ユダ王国のヨシア王による宗教改革
★「ユダ国のヨシア王の宗教改革」
Search Labs | AI による概要
ヨシヤ王の宗教改革は、古代ユダ王国の王ヨシヤによって行われた、偶像
崇拝を排除し、唯一神ヤハウェへの信仰を回復しようとした改革です。
この改革は、律法の書が発見されたことを契機に、より徹底したものとな
りました。
ヨシヤ王の宗教改革の概要:
背景:
ヨシヤ王は、幼い頃からダビデ王を模範として主を求め、偶像崇拝を嫌っ
ていました。
治世第12年には偶像除去を始め、第18年には律法の書が発見されたこ
とをきっかけに、改革は頂点に達しました。
律法の書の発見:
大祭司ヒルキヤが神殿で律法の書(おそらく申命記)を発見し、ヨシヤ王
に読み聞かせました。
この書には、主の戒めや契約の言葉が記されており、ヨシヤ王は大きな衝
撃を受けました。
改革の内容:
偶像崇拝の禁止: 偶像、テラフィム、巫女、霊媒など、あらゆる異教の礼
拝を禁止しました。
神殿の集中: 地方の聖所を廃止し、エルサレムの神殿に礼拝を集中させま
した。
律法の遵守: 律法の書に記された戒めを遵守することを誓い、民にもそれ
を実行させました。
結果:
ヨシヤ王の宗教改革は、ユダ王国の宗教と社会に大きな変化をもたらしま
した。
しかし、その後のバビロン捕囚によって、改革の成果は一時的に失われる
ことになります。
ヨシヤ王の死:
ヨシヤ王は、エジプトのネコ2世との戦いでメギドで戦死しました。
この出来事は、ユダ王国にとって大きな転換点となりました。
ヨシヤ王の宗教改革は、旧約聖書において重要な出来事として記録されて
おり、ユダヤ教の形成にも大きな影響を与えたと考えられています。
規範的ヤハウェ信仰以外の宗教信者の崇拝崇敬する像を偶像と侮蔑して取り除き始めた。
これは現代で「申命記改革」と伝えられ、旧約聖書の中では優れた王として描かれる。
⇒ヨシア王によるヤハウェ信仰の強化
趣味は読書、競馬、阪神タイガース。
他のサイトでは競馬や社会学、阪神タイガースに関するブログもやっています。
よければそちらも覗いてください。
検索は「長坂総研」「競馬原論」でお願いします。