橋爪大二郎×大澤真幸対談 「ふしぎなキリスト教」 講談社現代新書 第一部 ー2- 一神教を信仰する人数は42億人
【書名・タイトル名】「ふしぎなキリスト教」
【著者・作者】橋爪大二郎×大澤真幸対談
【発行元・サイト】講談社現代新書
【参考URL】
本文
第1部 一神教を理解する
⇒ユダヤ教を理解していないとキリスト教が理解できない
ユダヤ教の上にキリスト教を立てるという二重構造を持っているから
ユダヤ教もキリスト教もほとんど同じ
・一神教
・父なる神ヤハウェ(エホバともいう)→イスラム教も同じ神
ユダヤ教
神→預言者
キリスト教
神→(神の子)イエス
イスラム教
⇒ムハンマド=預言者
歴史的には多神教の共同体の方が多かった
⇒現在は一神教を信仰する人数は全世界で42億人
★「一神教の人数」
Search Labs | AI による概要
一神教の信者数は、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教を合わせて約42
億人と推定されています。
これは世界の人口の半分以上を占めます。
内訳は、キリスト教が最も多く、約24億人。
次いでイスラム教が約18億人。
ユダヤ教は、約1500万人です。
一神教は、一つの神を信じる宗教で、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
が代表的です。
これらの宗教は、天地創造や終末、復活、審判といった共通の概念を持っ
ています
一神教のGod(神)は、人間を「創造」する
創造したモノ⇒処分は好きにできる、所有物
Godは全知全能で絶対的な存在
創造神の考えの通りに行動しないと滅ぼされる
創造者の考えは預言者に伝えられる
⇒Godの言うとおりに行動する
⇒身の安全を図る
⇒Godを信仰し、言うことを守ることが彼らの安全保障
⇒厳しい地域での生活だから、規律正しい生活を共同体で行う必要があった
⇒共同体の中は相互扶助
⇒イエス・キリストは「愛」を述べて、ユダヤ教の厳しい戒律からの転換を図る
⇒ムハンマドはキリストをみて、厳し過ぎない戒律を語り、さらに転換を図る
古代ユダヤ
エジプトとメソポタミアの両大国に挟まれた弱小民族
⇒エジプトの奴隷にされる⇒一神教の存在を知る
⇒ローマ軍によるエルサレムの神殿の破壊
⇒神殿の喪失
⇒戒律の重視
★「エルサレムの神殿の破壊」
https://www.y-history.net/appendix/wh0103-075_01.html
ローマ時代のパレスチナは紀元6年からローマ帝国の属州ユダヤエとして
支配されていた。
そのパレスティナで、1世紀後半から2世紀にかけて、ユダヤ人の激しい
反ローマ闘争が起こった。
第1次ユダヤ戦争(66~74年)
ローマの属州ユダヤエで、独自の民族宗教であるユダヤ教の信仰を続けて
いたユダヤ人は、ローマの支配に対する不満をつのらせ、66年の春に反
乱を起こし、ユダヤ戦争が始まった。
イェルサレムの陥落
70年3月、ティトゥスはイェルサレム包囲戦を開始した。ローマ軍は攻
城機を使って5月までに2つの外壁を破壊したが第3の城壁に阻まれた。
第3の城壁を壊して抜けたのはようやく9月だった。
7ヶ月にわたる攻城戦のすえに、イェルサレムとその神殿は破壊され、住
民は殺されるか、奴隷として売られるかということで終わった。
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