神野正史著「移民で読み解く世界史」ー13- 近世 それぞれの帝国
【書名・タイトル名】「移民で読み解く世界史」
【著者・作者】神野正史
【発行元・サイト】イースト・プレス
【参考URL】
本文
第4章 近世の幕開け
14世紀以降、中世的な要素が一斉に消えていったその背景には・・・
●最後まで平和を愛した民は、自由と正義と友愛を標榜する民に滅ぼされた
最後まで平和を愛し、和解を模索した先住民たちの犠牲の上に「アメリカ合衆国」は建国された。
そして美談を捏造し、プロパガンダして「本国から自由と正義を勝ち取った国」という話を作り上げる。
⇒多くの人がこのプロパガンダを盲信している。
アメリア合衆国は、まごうことなく「先住民を虐殺し略奪して作られた国」です。
このアメリカの民族性はいつまでも不変です。
野蛮で、残忍で、好戦的な、罪深き民族
◎移民の法則⑬
「移民される側の立場に置かれたとき、もし彼らを受け入れるというならば、彼らに自民族の文化や生活を破壊されても良い覚悟を以て臨まなけれなならない」
●三大陸を支配したオスマン帝国は混血が進み、東アジアの覇者・明朝では出国ラッシュが始まる
オスマン帝国の軍部
⇒初期・・・トルコ人の軍人奴隷
⇒皇帝に絶対的忠誠を誓う屈強な軍団の育成が必要
⇒イェニチェリの発足
★「イェニチェリ」
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オスマン帝国の軍事力は、イェニチェリを中核とした常備軍、強力な海軍、
そして多様な民族と文化を統合した強固な政治体制によって支えられまし
た。
詳細:
スルタン直属の常備軍で、初期にはキリスト教徒の少年を徴兵・イスラム
教に改宗させて育成されたエリート部隊でした。
彼らは高い戦闘力を誇り、オスマン帝国の征服活動を支えました。
イェニチェリは、帝国の衰退の一因ともなるとも言われます。
オスマン帝国では、皇帝がトルコ人であること以外、様々な人材を外から取り入れ、皇后さえ異民族だった
⇒混血が進み、純血のトルコ人が減っていった
中国では
漢帝国による漢民族という意識の表れ
⇒昔は漢民族の王朝は、秦、漢、晋、隋、唐、宋、明
⇒最近の研究結果
秦=西戎
隋、唐=鮮卑族
宋=トルコ系佐陀族
明=雑婚により地の薄くなった漢民族
⇒純粋な漢民族の王朝は漢、晋だけ
★「中国の王朝」
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中国の王朝は、歴代の皇帝が天下を治めた時代を指します。
主な王朝には、夏、殷、周、秦、漢、三国、晋、南北朝、隋、唐、五代
十国、宋、元、明、清などがあります。
★「中国の王朝 明」
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明朝は、1368年に朱元璋が建国し、1644年に滅亡するまで続いた中国の王
朝です。
朱元璋は、紅巾の乱で活躍し、元朝を滅ぼして建国しました。
明朝は、都を南京から北京に移し、紫禁城を建設するなど、文化や経済が
大きく発展しました。
しかし、次第に内政腐敗や外圧が強まり、最終的には李自成の乱によって
滅亡しました。
明の時代
⇒ヨーロッパでは大航海時代
⇒西欧との貿易が盛んとなるが、明朝では鎖国政策をとっていた
⇒商人は、国外で取り引きをするようになり海外に移住した
⇒商人は国家の保護を失う
⇒共同体を結成して守りを固め、経済力をつけて身の安全を図る
⇒命がけで商売をし、富豪となる者も出てくる
⇒現地に同化せず、差別迫害される
◎移民の法則⑭
「移民は身を守るため、移住先の国の中に「共同体」を作ることが多いが、その国の民には”異分子”と映り、かえって民族間対立を助長させる」
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