神野正史著「移民で読み解く世界史」ー9- 中世 温暖化 西欧の拡大
【書名・タイトル名】「移民で読み解く世界史」
【著者・作者】神野正史
【発行元・サイト】イースト・プレス
【参考URL】
本文
第3章 古代から中世へ
古代の幕引きと中世の幕開けも移民とともに始まった
●8世紀の”寒の戻り”を過ぎ、地球は再び温暖化、12世紀にはヨーロッパが拡大し始めた
「9世紀の大寒波」
⇒欧州においてノルマン人とマジャール人の侵攻⇒中世へと向かわせた
北アジアではウイグルが亡ぶ
東アジアでは唐朝を亡ぶ
西アジアではアッバース朝が衰退
南海ではシュリーヴィジャヤが衰退
中米ではマヤ文明が衰退
★「8世紀の寒波 世界史」
Search Labs | AI による概要
8世紀には、いくつかの地域で寒波が訪れ、世界史に影響を与えました。
特に、8世紀初めは、温暖化時代の短い気候悪化期として知られています。
この寒波は、飢饉や疫病を引き起こし、乳幼児の死亡率を上昇させました。
まとめ:
8世紀の寒波は、世界史に様々な影響を与え、特に8世紀初めの寒波は、
人口変動や遊牧民の生活に大きな影響を与えました。
この時代の気候変動は、当時の社会をどのように変化させたのか、今後も
研究が続けられています。
10世紀~
⇒農業の生産性向上
⇒12世紀「大開墾時代」
⇒人口の増加
⇒欧州の外への拡大
⇒東北・東方植民
南西・レコンキスタ(再征服)運動
南東・十字軍
★「東方植民」
https://www.y-history.net/appendix/wh0603_2-090.html
西ヨーロッパの三圃制農業の普及などの農業生産力の向上、人口の増加に
伴う、開拓・開墾の進行という、キリスト教世界の膨張運動の一環と見る
ことが出来る。
特に12世紀のシュタウフェン朝時代に、ドイツ人はエルベ川を超えて東
方に活発に植民活動をこない、その地域のスラヴ人居住地域に進出してド
イツ化を押し進めた。
また、バルト海沿岸では、十字軍運動のなかから生まれた宗教騎士団の一
つであるドイツ騎士団が皇帝と教皇の勅許を得て植民活動を行い、原住民
のプロイセン人をキリスト教化しつつ、広大なドイツ騎士団国家を建設し
た。
★「レコンキスタ」
Search Labs | AI による概要
レコンキスタとは、イベリア半島におけるキリスト教徒によるイスラム教
徒からの国土回復運動です。
7世紀から15世紀にかけて、キリスト教勢力がイスラム勢力を徐々に駆
逐し、イベリア半島をキリスト教勢力の支配下に再統一する過程を指しま
す。
レコンキスタの歴史的重要性:
レコンキスタは、スペイン王国成立の背景となり、また、スペインにおけ
るキリスト教徒のアイデンティティを強化する役割も果たしました。
★「十字軍」
https://www.y-history.net/appendix/wh0603_1-008.html
11世紀末~13世紀末までのキリスト教世界の膨張運動の一つ。
1095年のクレルモン宗教会議で教皇ウルバヌス2世によって提唱され、
1096年の第1回から、一般に1270年の第7回までとされる。
一時はイェルサレム王国を建てるなど聖地回復に成功したが、結局はイス
ラーム側の反撃によって失敗した。
東方貿易の活発化、イスラーム文化の流入など、中世ヨーロッパ社会を大
きく変動させる一因となった。
イベリア半島からイスラーム勢力が殲滅され、スペイン・ポルトガルが生まれ、地代の近世の幕開けとなる「大航海時代」へとつながる
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