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社會部部長「あの国の本当の思惑を見抜く地政学」 序章、第1章 引用、概略、私見

半世紀に及ぶで読書歴で読んだ本の数はもう忘れた。

二度と読まない本はすべて古本屋行きになっている。

残っているのは、現在研究中の歴史、宗教、政治、経済、地政学などに関するものばかり。

小説を書くのは人物描写などができないため苦手なので、書評や論評を残すことにした。


ただただ本を読む日々の中で、何かを残したくなり書いてみることにした。

書評とは言えないメモみたいなもの。

なろう以外のものも残していきます。


文章が下手なので、参考程度に読んでいただければ幸いです。


【書名・タイトル名】「あの国の本当の思惑を見抜く地政学」


【著者・作者】社會部部長


【発行元・サイト】サンマーク出版


【参考URL】


本文


社會部部長「あの国の本当の思惑を見抜く地政学」サンマーク出版


あの国の本当の思惑を見抜く 地政学


この本の紹介と引用と概略、私見を書いています。



序章 今、地政学を学ぶ意義


地政学の流行

①1940年代 (第2次世界大戦直前)

②1980年代 (ソビエト崩壊直前)

③2010年代 (グローバリズム崩壊直前)


争いの主体 大国同士

      大国の生き残り⇒共産主義と民主主義の戦い⇒民主主義国家の拡大

⇒大国の衰退


日米対峙⇒米ソ対峙⇒米中対峙

海洋国家⇒大陸国家⇒海洋国家



第1章 アメリカ



〇国家は自らを守らなければならない



国家の目標 生き残り

モンテビデオ条約第1条による国家の資格要件となる要素

「永続的住民」、

「明確な領域」、

「政府」、

「他国と関係を取り結ぶ能力」


⇒物理的 軍事=住民、領域の保護

 地政学的 緩衝地帯=領域の保護

 政治的 外交=政府、他国との関係



〇平和維持のための普遍的な原則



勢力均衡を全世界規模で保つために大事なのは、1つの国が強くなりすぎないようにすること

⇒パワーバランス


覇権国パワーバランスブレイカーが出ないようにする

潜在覇権国を封じ込める⇒連合勢力の形成=対潜在覇権国


⇒アメリカは潜在覇権国ではない(対アメリカ連合はない)

現在の潜在覇権国はロシアと中国(アメリカ同盟国連合、NATO、Quadなど)


⇒占領を目的とした陸軍(大戦力)による戦争

 防衛が簡単な国(海洋、山岳、大河、砂漠、極寒)では攻められにくい=アメリカ、日本(海洋国家)

 攻撃が簡単なほど、戦争は起こりやすい=ロシア、中国(大陸国家)


戦争は国同士の戦いのため、相手の意図がはっきりしているほど戦争は起きにくくなる

=民主主義、メディアの発達、明確な政府=情報の正確性が明確

相手の意図があいまいなほど戦争は起きやすくなる

=独裁、抑圧されたメディア、独裁に阿る政府=情報の正確性が不明



〇海と陸の区別こそが、政界情勢の構造を理解するきわめて重要なカギである



海洋国家=防御有利

大陸国家=攻撃有利


領土保全の方法

大陸国家=領土拡大(陸軍による占領)、緩衝地帯の形成=ウクライナ戦争・攻撃的意思がある

緩衝地帯=人工的障壁(強くない、脆い)⇒どう守るのか

国境が不安定になりやすい


海洋国家=海という緩衝地帯がある⇒陸軍による攻撃はされにくい、海軍に注力できる

陸軍による占領目的の攻撃は実行しにくい(大量な軍隊と後方支援部隊、物資が必要)



〇反米連合が存在しない理由



アメリカがそれほど強くないから

大陸国家こそが本当の潜在覇権国=陸軍が強く、戦争を起こしやすい

潜在覇権国=最強の大陸国家


日本にとっての脅威は、アメリカではなく、中国、ロシア

⇒アメリカにお願いしてロシア、中国と対峙

日米同盟の意義

アメリカを引き込み、中国を締め出し、日本を抑える


ヨーロッパでは

ロシアが潜在覇権国、ドイツが不安定になる要素

第1次、第2次両大戦ともにドイツが要因

ドイツが大きくなり、ロシアとのバランスが偏ると戦争が起きる可能性もある


アメリカの存在で世界は平和になりやすい

アメリカは後方基地

日本、イギリスは大陸への飛行場

韓国、フランスは上陸地点


台湾での戦争が発生した場合

沖縄の基地からは中国軍の上陸を防ぐ、その間に韓国から北京の占領を目指す

この格好がつけられれば、台湾有事は発生しない

日本の明治期から朝鮮半島が重要なのは、ロシア、中国と対峙するためで、朝鮮半島が日本の上陸地点となる為

韓国を守るために、緩衝地帯としての満州国の建設や韓国近代化のための併合があった



〇世界を征服できるのはユーラシア大陸にある大陸国家だけ



ユーラシア大陸にある資源を活用して、世界征服を実行する

潜在覇権国が大陸を征服した時点で海洋国家は終了

海洋国家にできることは、パワーバランスの維持

①大陸諸国同士の協力を仲介する

②大陸諸国を経済的・軍事的に後方支援する

③大陸諸国が攻撃されたとき際は派遣する

日本としては、対中国に注力し、飛行場としての役割を全うすること

対中国有事発生時はアメリカと協力し、派兵も行う

中国が大陸を征服し、覇権を握れば日本は滅亡する

そうならないためには、アメリカと協力して、最後には北京まで攻め込む心構えが必要

趣味は読書、競馬、阪神タイガース。

他のサイトでは競馬や社会学、阪神タイガースに関するブログもやっています。

良ければそちらも覗いてください。

検索は「長坂総研」「競馬原論」でお願いします。

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