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 とある王国の国立学園の学生食堂にて、昼休み中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「やっぱり深夜の密会に憧れるわ。ただどう考えても、深夜に屋敷の外に出るのは難しいのよね」


「お互い未成年ですからね。密会と言えるかは分かりませんが、今夜首を伸ばして部屋まで逢いに行きましょうか?」


「悪くない提案ね! 楽しみに待ってるわ!」


「赤いバラも咥えますか?」


「それはやめて。笑っちゃうから。私が求めてるのは、笑ってはいけない密会ではないのよ」

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