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 とある王国の国立学園の学生食堂にて、昼休み中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「だいぶ寒くなって来たわね。貴方にマフラーを贈りたいのだけれど、長さはどれぐらいがいいかしら?」


「長さ? 長さですか? 普通の長さで大丈夫ですが、マフラーは長さを訊くようなものでしたか?」


「だって貴方は首が伸びるから、長さもそれ相応に必要よね?」


「首が伸びるからといって、首全体にマフラーを巻いたりはしません」


「あらそうなの? 貴方のお父様が伸びた首全体に何か巻いてたから、てっきり巻くのだと思ってたわ」


「あれは自業自得の包帯です」


「ああ、包帯だったのね。……って何が起きたのよ!? 伸びた首は絶対無敵ではなかったの!?」


「安心してください。怪我ではありません」


「ますます何なのよ!?」

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