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 とある王国にあるスーファント侯爵邸で、お茶会中のグーフィルとラキスが話し込んでいる。


「俺に気を許してくれているのは分かりましたが、俺の首を枕にして寝ないでください」


「寝心地が良くてつい爆睡しちゃったわ」


「貴方が寝ている間、俺はとても歯がゆい思いをしました」


「それはそうでしょうね。一人で起きてるのは、暇で仕方なかったわよね?」


「俺にとっては暇よりも辛い時間でした。もし俺が動けば、寝ている貴方が起きてしまいます。でも動かないままでは、俺は貴方の寝顔を見られません。顔が良い貴方の寝顔を、俺はじっくりがっつり愛でたかったです! この滾りの責任を取ってください!」


「この面食いめ」

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