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 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「やっぱり正解が気になるわ」


「イガグリとウニとタワシの件ですね。いっそ父を問い詰めに行きましょう。今なら書斎に行けば会えます」


 ~ 十分後 ~


「あまりの寒さに場が凍りついたわね」


「仕事が手につかない程のダメージを負ったようなので、痛み分けということにしてください」


「今日は教訓を得られたし、もう気にしてないわ」


「どんな教訓ですか?」


「無茶振りしていいのは、無茶振りされる覚悟を持った者だけよ」


「無茶振りの扱いが重すぎませんか?」


「問答無用でリピートアフターミー! 無茶振りしていいのは、無茶振りされる覚悟を持った者だけ!」


「無茶振りしていいのは、無茶振りされる覚悟を持った者だけです!」


「イエ~イ!!」


「いえーい??」


「つい楽しくなっちゃったわ!」


「貴方が楽しいならオッケーです!」

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