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 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のグーフィルとラキスが話し込んでいる。


「何がとは言いませんが、ついに三百回を超えたそうです」


「そう、何がとは言わないけど、ついに三百回を超えたのね」


「つきましては、お祝いのキスを要求します!」


「分かったわ。右の頬でいいかしら?」


「やはり止めておきましょう。まさか即答でオッケーされるとは思わず、心の準備が全くできていません」


「分かったわ。何が何でも、今すぐやってやろうじゃないの!!」


「なぜか身の危険を感じるのですが!?」


「ちなみに兄のお手は三百回を超えてもまだ成功していないわ!」


「それは今言うべきことですか!?」

ついに300話です! 

お読みいただきありがとうございます!

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