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とある王国にあるスーファント侯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。
「ところで貴方はたい焼きを頭から食べる派かしら? それとも尻尾から食べる派かしら?」
「俺は背びれから食べる派です」
「別に私はオリジナリティーがある回答を、貴方に求めてるわけじゃないわ」
「これには深い事情があります。昔弟と妹が頭派か尻尾派かで、もめにもめて流血沙汰の争いとなったので、俺は苦肉の策で背びれ派になりました。そこから俺は背びれ以外からは食べられない身体に」
「もぐもぐもぐ」
「興味が無さそうに、お腹側からたい焼きを食べないでください!」




