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 とある王国の国立学園の学生食堂にて、昼休み中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「この前奇妙な夢を見たのよね」


「どんな夢なのですか?」


「見たことがない生き物に、枕を奪われる夢よ。いえ、奪われるは正確ではないね。死闘を繰り広げて、枕は私が死守したもの。最終的に相手は『これが枕返しから枕奪いに堕ちた、わいへの罰でっか……』と言い残して退散したわ。本当に変な夢よね」


「それは本当に夢だったのですか?」


「夢じゃないなら何だって言うのよ?」


「さあ? 何なのでしょうか?」

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