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 とある王国にあるスーファント侯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「まさかうちに泊まるのに、枕を背負ってくるとは思わなかったわ」


「枕が変わると眠れないたちなので」


「寝てる間は首が伸びがちなんだから、枕なんてどうでも良くないかしら?」


「いいえ、枕は大切です!」


「私は枕とかどうでもいいから、貴方がどうしてそこまで熱くなるのか理解できないわ。これが価値観の違いというやつね。ちなみに私が、どれぐらい枕がどうでもいいかというと、朝起きるとだいたい枕がベッドの上から消えてるぐらいよ。自分でも意味が分からないと思ったのは、廊下に私の枕が落ちてたことね。あと未だに見つかっていない枕があるわ」


「もはや枕がどうでもいいとか、寝ぼけたとか、そういうレベルの話ではない気がします」

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