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 とある王国の国立学園の学生食堂にて、昼休み中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「今日はいつもより首が伸びてなかったわ。そんなに気落ちするなんて、何かあったのかしら?」


「今朝屋敷の庭で、ネコが高い木に登り降りられなくなっていました。他に方法が無かったので、首を伸ばしてネコを頭に乗せて助けようとしたところ、ネコに盛大にビビられました。ネコは恐怖のあまり地面に落下し、見事な着地を決めて脱兎のごとく逃げました。残された俺は木の傍で首を伸ばしたまま、立ち尽くすしかできませんでした」


「ネコなのに脱兎」


「なぜそこに食いついたのですか?」

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