表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
240/329

240

 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のグーフィルとラキスが話し込んでいる。


「今年のホワイトデーのお返しは、去年までとは一味違います」


「それは楽しみね」


「ではこれから一緒にチョコレートを作りましょう」


「どうせチョコレートを溶かして固めるだけでしょう? それならそのまま食べるわ」


「いいえ、こちらのカカオ豆っぽいものから、チョコレートを作ります」


「思った以上に本格的過ぎて、今とっても引いてるわ」


「貴方の引いている顔も最高です。初めてこのカカオ豆っぽいものから作るので、失敗する可能性は大いにありますが、頑張っていきましょう」


「失敗する可能性アリなの? まあ、初めて豆からチョコレートを作るなら、失敗しても仕方ないわよね」


「いいえ、失敗するのは初めてだからではなく、これがカカオ豆っぽいものだからです」


「え!? どういうことよ!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ