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 とある王国にあるスーファント侯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「まだ残党がいたわ」


「急に物騒な話が始まりました」


「絶滅してなかったのね。滅びればいいのに」


「この全身から溢れる憎しみはまさか…………セミ!」


「許せない。存在が許せないわ。間違いなく二匹はいたのよ」


「なぜ二匹だと分かったのですか?」


「奴らが鳴いてたのは別のタイミングだったわ。でもね、奴らは鳴き方が違ったのよ!」


「それなら確かに、二種類はいたことになります」


「今ふと思ったのだけれど、同時に二匹でハーモニーを奏でられた方が、許せなさマシマシね」


「一応伝えておきますが、人には到底見せられない顔になっています」

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