グーフィルは今日も首を長くして、ラキスを待っている

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　とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。

「貴方の先祖の人外はなんて罪深いの」

「一体何のことでしょうか？」

「このコタツだけでも人をダメにする恐ろしいものなのに、寒い外では雪が降る中、暖かいコタツに入って冷たい抹茶アイスを食べる。こんなことを考えつく貴方の先祖の人外が、罪深くなければ何だというのよ」

「人外がいた異世界では、多くの人がコタツでアイスをやっていたようです」

「異世界罪深いわぁ」