表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
169/329

169

 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のグーフィルとラキスが話し込んでいる。


「今年から豆爆弾は廃止になりました」


「ああ、去年爆発させてたあれね。ちなみにどうして廃止なのかしら?」


「豆をばらまく以前に爆発で豆が燃え尽きているのではないかと、使用人の一人から鋭い指摘があったからです」


「言われてみればそうよね」


「そこで今年は代わりのものを用意しました。こちらです」


「見た目は銃火器のようだけれど、まさか……」


「引き金を引くと、圧縮空気によって内部にセットした豆が勢いよく発射されます。こちらは『豆をより遠くに、より精確に、更なる高みへ』をコンセプトに開発されました」


「どうしてかは分からないけれど、これもすごく間違ってる気がするわ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ