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 とある王国の国立学園の学生食堂にて、昼休み中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「貴方と一緒なら、山で遭難しても必ず生還できるわね」


「今日も話が唐突ですね」


「覚えてる内に話さないと、忘れてしまうからよ。それで話を戻すと、貴方の伸びる首を狼煙代わりにすれば、遭難しても必ず見つけてもらえるわ」


「俺の首をわざわざ狼煙代わりにしなくても、俺が上から見れば行くべき方角は分かります。動けない状況になっているなら話は別ですが、救助を待つ必要なく自力で下山可能です」


「あら、それもそうね」

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