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 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「あらカミナリかしら?」


「ゴロゴロ聞こえるので、おそらくそうです」


「カミナリね……。私カミナリになると、すごく……すごく……すごく……」


「俺がそばにいます。不安になる必要はありま」


「テンション上がるのよね! また光ったわ! 音がすぐに聞こえるし大きいし、これは近いわよ!」


「カミナリに負けない眩しい笑顔を、ありがとうございます」

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