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 とある王国にあるロックローヴィ伯爵邸で、お茶会中のラキスとグーフィルが話し込んでいる。


「ちょっと!? 今貴方のお父様が、空を飛んで行ったわよ!?」


「気にしないでください。ただの人間大砲の実演中です」


「人間大砲?」


「人間大砲にはばね式や圧縮空気式、ゴム式がありますが、うちのは圧縮空気式です」


「仕組みに関しては、別にどうでもいいわ」


「父がどこかで知ったのをやってみたいと言い出して、このザマです」


「もはやこのザマ呼ばわり……」


「使用人たちも含めて、皆ノリノリで準備していました。特に母と妹が」


「ぶっ飛ぶのは首だけで十分よ……」

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