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出会って、10秒・・・ん〜5秒あればいい。いつもそう、落ちるのが早い!!
「やばい!好きかも・・・」
仕事が終わって部屋に帰る。とりあえず煙草・・・彼が吸う煙草と同じの。
そう、好きな人が変わる度に煙草も変わる!だって、だって、なんか同じがいい!!
「お疲れさま〜」彼に会える瞬間。声のトーンが上がるのがわかる。心臓の位置もあがる。
完璧だ。頭の中の半分以上「彼」で埋ってる。イカレテル・・・アタシ・・・
伝えなきゃ!黙ってなんかいらんない!!・・・メアド知らない やらかした。
会いに行く?やっぱやめる?女の子は、忙しい。コーヒー入れてる場合じゃない。
彼の行きそうな場所リサーチ 好きな音楽 好きな物 血液型 誕生日。恋をするとプチ探偵
になる。その腕は、すばらしい!!
居場所突き止めた!バッチリメイクで、いざ出陣!!!
いました〜5秒で落ちた彼。立ってるだけでかっこいい!恋は盲目だ・・・
「お疲れ〜!久しぶりだね。なんで、ここいるの〜??」
「なんでって・・・俺仕事だし。」
そうよ、そんな事はわかってる。だって調べたもん!会いたかったもん!・・・言えないけどね。もう、心臓出てるけどね!耳だって絶対赤いけどね!
「仕事終わったら、ちょっと時間ありますか?」
「遅くなるけど、待てる?」
「うん。ぶらっと、待ってる。」
言っちゃった!なぜか敬語だし!しかも待っちゃってるし!2時間・・・化粧直してハチ公になろう・・・ 「ごめん、待ったっしょ。」
「うん。でも、平気!!!何か食べる?」
「食べる〜!腹へったし。」
「じゃあ、ファミレスでいい?ドリンクバーのチケットあるし。」
「なんでもいい〜じゃあ俺の後、ついてきて」
彼の車の後を、ついていく。2時間も待ったのに、幸せ!!!恋ってすごい!
「何かあった?」
「凄いあった!・・・キミノ コトガ スキ!!!!!!!!!!!!!」




