僕をつくる
生きた声はするか
死んだ声はしないが
なら息を殺すか
迷ったのは夢の中
凍えたのは教室の中
舞ったのは赤
散ったのは人
少しはあったまった
熱量がいっぱいあってよかった
未来が消えた
鼓動が売れてよかった
虚しい夢からまだ冷めないでいる
虚しいいいや
寂しい
どこにも声が聞こえない
どこにも居場所を知らない
自分の声もにじまない
にじんだのは染みついたのは
孤独だけ
寄り添った常識
割り切ったガラス
強情の恐怖
無情の癒し
無関心に並べた言葉が
誰かを傷つける
痛みさえマヒして
僕になればいい