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キャラクターメイク
「プレイヤーネームを教えてください。」
目の前の女性から無機質な声が紡がれる。
「ヴェルデ。」
「認証中‥‥ヴェルデでよろしいですか?」
「はい。」
「容姿、種族、職業、加護はランダムで決まります。なお再度キャラクターを作り直す際は料金がかかります、ご注意下さい。」
「はい。」
「では、新たなる世界に転送します。」
そう聞こえると視界が白く染まった。
ここが始まりの町か‥‥
転送された先は大きな協会の前だった。
町にはもうログインしているプレイヤーで溢れかえっていた。
‥‥取り敢えず自分の容姿の確認するか。