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女神よあとで覚えておけよ

三作目として入るが他二つと合わせるとこれ以上増やせないかな

 ここはどこなんだ?

 気が付くとおれは何かわからない空間にいた。言葉にして表そうにも気が付く。


(声が出ないじゃねえか・・・)


 自分は今どうやら口、いや、体がないようである。なんでこんなんにになってしまったのか、そもそも俺が誰なのかすらも全く分からない。

 いわゆる死んでしまった後の世界なんだろうと納得し、そこで俺の思考は停止した。だって考えようにもわからな過ぎてもう無駄なんじゃないかと思ったからだ。そんな単純に思考を停止できたことからもともと俺はこんな感じで生きてきたんだろうなと思った。




 そこから長い時間がたった。

もはや俺はいるのかいないのかわからないまま心ここにあらずといった状態で過ごしていた。

案外悪くないと思い始めたとき、『ソレ』が現れた。

 いきなりまぶしい光をまとって、美しいと思える女神が現れたのだ。


『私の存在に気が付いたようですね』

(・・・何者なんですか。ほっといてください)


 いきなり現れた女神に警戒しつつもその存在感は圧倒的で無視しきれず、仕方なく答えることにした。

とはいっても、話せないので心で思うしかなかったのだがそれでも会話が成立するようであった。


『あなたは単刀直入に言うと後5分で消滅します』

(ふぁっつ!?)


 いきなり消滅するとか言われたんですけど!?何このまずい感じ!消滅してしま・・・あれ?べつにいいか。特にやることもないしいっそ消えたほうがましだしね。


『そうもいきません!!そうされると私が魂の管理をさぼって消滅させてしまったことがばれておこられます!!』

(それは自業自得じゃないか?)

『確かにそうですけれどもそのままでは私の給料が減らされ、さらにしばらく休暇が取れなくなってしまうんですよ~』

(だから自業自得じゃないか!!俺関係ないじゃん!!あんたの責任じゃん!!)

『というわけであなたを急いで適当に転生させて私のミスを隠します!!』

(だから話を聞けよ!しかもてきとうとかひど、

『転生開始!』

(人の話をきけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・)


 こうしていきなり俺は転生させられ、俺は(あの女神いつかぶっ飛ばす!)と心に誓いながらその意識を失っていった…

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