「新人類」
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
「いや、いくらなんでも……」
「だよなー」と頭を掻く母君。
冗談はよろしくない。嘘はいくない!
「流石に冗談にしても下手過ぎるよ。これじゃ母さんが実は父さんだったとかの方がまだ信憑性がががあああああああ!!!」
「はぁ?」
片手の力とは思えない母君のアイアンクローが僕の頭を捉える。
頭蓋骨がミシミシと悲鳴を上げたのが聞こえた気がした。
あくまで、気がした。
「あああああああ割れる! 割れるぅ!」
リコ先生はそのまま座り込んで僕と母を眺める。
見てないで助けてください。
「相変わらず仲良いねぇー。」
と、ほわほわした感想を述べる。
「なっ、何悠長な事言って、るの今目の前で頭が割れる様に痛いいいいいいあああああああ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさぃいいい!!」
母の手を叩いて十秒程。
僕の足が地上から離れた所でやっとアイアンクローが外れた。
どう考えても女の握力じゃねぇ。
ましてや僕が浮く程だ。
……実は僕の首は強靭なのではなかろうか。
ん?うん。ないな。
刺激を受けた僕特有の意味不明な思考が収まる頃には母も般若の面を外していた。
「それが冗談じゃないんだよなぁ……。」
母君はそう言って溜息を吐く。
え、この人何を知ってるの。
……あ、ああ。写真の件か。
ちょっと飛んでた。
ふむ。リコ先生が新人類だったとか?
「……リコ先生? 本当なんです?」
「うんー、そだよ。」
リコ先生は躊躇いもせず答える。
新人類だったか……。
「体格というか骨格から違うんですがそれは……。」
「すごいでしょー。病気なんだぁ、これ。」
何それ? ベンジャミン・何?
幼くなるとかのレベルじゃ無いんですがこれは。
一年ちょっとなんですがこれは。
僕はこのまま彼女を質問攻めにするつもりだったが母君の「うぁああ! 火ぃ掛けてんの忘れてた!」という言葉にリコ先生が釣られていってそのまま有耶無耶になってしまった。
結局彼女は謎のままである。
女性は謎が多い方が美しいとか何とか言うけれどもいくらなんでも謎過ぎる。
だが病気だと言われると詮索し難い感じもしてきた。
くそっ! どうすればいいんだぁああ!
食事の後、布団の中でそんな事を考えていると気付けば僕は寝てしまっていた。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
妄想ばっかりしてる私も多分病気。




