「誰?」
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
「!?なっ───がっ」
そのまま足を絡ませ顔面から地面に突っ込み、持っていた紙が散乱。
振り向いた俺の顔面に勢い良く出席簿が突き刺さった。
「うぉぁあああ!! 目がぁああ!!」
目に尋常じゃない痛みが走り、視界が涙でぼやける。
つい叫びながらしゃがみ込んでしまった。
「おー……すご。」
あまりのコケっぷりに感嘆の声を漏らす奈々。
「いった……ぃ……ぅぅ……。」
泣きそうになる突入者。
「め、目が……、あっ、ぇ……。」
意味不明な声をこぼす俺。
涙のせいで視界がおかしいのかと思ったら涙を拭っても治らない。
何これ大丈夫だよね。
片目治らないんだけど大丈夫だよね。
カオスな展開を見かねたのか、先生はマジで泣く10秒前に突入者の頭をぽんぽんとし、撫でた。
「先生、落ち着いてください。大丈夫、痛くないですよー。」
優しく囁く様に突入者をなだめる先生。
先生?
いやその前に僕の心配しろよ先生。
未だ激痛の走る片目を押さえながら顔を上げると、先生がスーツを着た小さなコスプレ少女の頭を撫でながらなだめるという少しの犯罪性を漂わせる光景がそこにあった。
小学校ならまだしも。
「っ……あの、スーツ着てる少女誰?」
「え、何で知らないの。先生じゃんよ。」
あれ、先生は男だとばっかり思ってたんだが。
……あ、片目治ってきた。
眼帯して中二病再発せずに済みそうだ。
「中二病?」と奈々が聞くので「いや、何でも。」と返してやる。
と言うかまた口に出てたのか。僕。
少女は落ち着くと先生の手を払いのけると、涙を拭って立ち上がりパンパンと服を叩いて埃を落とす。
先生はその間に散らばった紙を拾い集めると集まった紙の束を渡し、最後に少女の頭にポンと手を置く。
すぐに払いのけられ、先生(少)に睨みつけられると先生はによによと笑いながら席へ戻った。
このおっさん……。
「すみません。だいじょうぶですか? しおんくん。」
少女は紙束を片手で持ち、心配そうに手を差し伸べてくれた。
「誰?」
僕は失礼にもつい咄嗟に質問で返してしまった。
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先生って名前覚えにくいですよね。
「⚪︎⚪︎先生?」
「ほら、数学の。」
「あっ、ああ〜!アレね!アノ先生ね!」
アノ先生の名前は未だ思い出せません。




