表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
162/167

なんか、余所ものみたい。

 無理矢理抗争編終わらしたので、雑なくせにちょっと長めです。

 こんにちは、リョナ子です。


 朝、通勤するために家を出て。

 路上に出た所で見慣れない猫に出会った。


「お、君、どこの子かな、首輪があるね」


 黒い猫、首輪は赤。

 もしかして余所から来たのかもしれない。

 

「ほらほら、迷い猫ちゃん、こっちに来てごらん」


 呼び寄せて、優しく撫でてやる。

 すると黒猫は喉を鳴らした。


「どれ、飼い主が探してるかもしれないから、ちょっと確認してみようか」


 ネットの掲示板やSNSで飼い主が探してないか見てみよう。

 あとは近所にポスターが貼ってあるかもしれないし。

 保護したからには見つかるまで預からなきゃね。

 こちらも情報を発信して、色々聞いてみよう。

 もし、どうしても見つからなければ・・・・・・うちの子に迎え入れても。


 それはそれとして。



 こんにちは、蓮華です。

 

 私と蛇苺さんは、シストさん、ドールコレクター達と合流。


 マーダーブリゲードの潜伏先に突入することに。

 少し離れた場所で、二手に分かれます。

 

 先行は、私と蛇苺さん、そして殺人鬼連合側の瑞雀さん。


 シストさん曰く、ここは最初に殺人鬼連合が呼び出された場所みたいですね。

 一度認識された場所を、そのまま拠点にしてたようです。

 普通は使わないんですが、そこは逆をついた感じなのでしょう。


「あー、この前はなんかごめんねぇ、てっきり犯罪者だとばかり」

「・・・・・・お互い様。だから問題ない」


 私の前を駆ける殺し屋と暗部の二人が話をしています。

 二人はこの足場の悪い山道をすいすい走ってますが。

 私は、話す余裕どころか、二人について行くのがやっとですね。

 やはり日頃の運動不足がたたっているのでしょう。


 程なく、ボロボロに朽ち果てた洋館が見えました。


「正面突破かな」

「同意」

「はぁ、はぁ、あ、あの、罠の可能性は?」


 二人は速度を緩めません。


「別にあったらあったで回避するのみ」

「同意」


 言うなり、二人の速度が一気に加速。

 

 距離を離される私。

 前を見ると、二人がドアを蹴破り中に入る姿が見えました。


「うぅ、あっちの方に加われば良かったですねぇ」


 私はP320(シグちゃん)を取り出し、二人の後を追いかけました。



 壊された扉前、壁に背をつけ、慎重に中を覗き込みます。


 先行した二人の動きが止まっておりました。


「あー、ありゃ、手強いぞー」

「強者」


 二人の前には、スーツを着こなすおじ様が。


「元参謀本部情報総局、第26特殊任務連隊、ニパビヂーマスチ所属、クリメントと申す」


 渋い声が発せられます。


「うわ、名乗ったよこの人。とはいえ、ただの軍人崩れじゃないぞ。特殊部隊出身かー、こりゃ参ったね」 

「戦争で狂った類い」


 某国の有名な部隊じゃないですか。

 名前は知ってますが他は不明ですね。それもそのはず、あそこは情報が一切漏れないので、詳細は謎。


 おじ様が、じりじりと距離を詰め始めました。

 とても自然な感じがします。

 緊張感がなく、とてもリラックスしているご様子。


「素手だけど、構えがないねー」

「・・・・・・あれ、多分システマ」


 柔らかい動作、徹底した脱力、軍隊格闘術ですね。

 素手は勿論、ナイフ、銃、どんな攻撃にも対応します。


「システマかー、あれやりづらいんだよなー。下手な攻撃はカウンター食らうぞ」

「一対一では不利。でも・・・・・・」


 蛇苺さんが軽く溜息をつき。

 瑞雀さんが、構えました。


 瞬間、心臓を掴まれたかのような、圧倒的な死の感覚。


「ま、殺しが仕事なのは私らも一緒だ」

「今まで会った中で、多分一番」


 こちらに対して、あちらも強烈な戦う意志を放ちます。


 よし、分かりました。私は後ろから援護に接します。

 どのみち、あの中に入ったら死ぬ。



 同刻。


 ベイベー、ベイベー、葵だよ。


 私と円ちゃん、そして殺人鬼連合の三人が裏手から待ち構えます。


 蓮華ちゃん達にはわざと近づいてるのを気づかせるように動いてもらってる。

 退路は確保してるだろうから、それを逆に塞げば良いだけ。


案の定、気配が。

 木の陰から4人組が走ってくるのを確認。


 守られるように中央にはアリアちゃんの姿が。


 うふふ、あの厄介そうなおじ様はいないね。

 うまく、あっちに引き寄せられたか。


 そんな中突然、上がる悲鳴。


 お、私が密約直後に仕掛けておいた罠にかかったみたい。

 流石に本格的な物は時間も労力も足りないから簡易版。


 少し浅い穴を掘って、中に釘を仕掛けておいたんだけど踏んだようだねぇ。

他にもトラバサミなんかも置いたけど。


 アリアちゃん達が動揺した今がチャンス。

 

 私達は一気に、飛び出し、武器を振り下ろした。


飛び散る血飛沫と体の一部。

 引き裂かれる肉皮と、陥没する頭蓋。

 

 

「・・・・・・やはり、貴方、裏切りましたか」


 アリアちゃん一人になった。

 他の仲間は土に顔をつけている。


 行動不能、それでも九相図と眼球アルバム、円ちゃんは執拗に攻撃を続けていた。


「あぁ、やっぱりそういう事でしたか、色々おかしいと思ってたんですよね」


 シストくんが、ここで確信を得たみたい。


「うふふ、ごめんよぉ。でも、敵を欺くならまず味方からだよぉ」

「いやいや、僕達も敵でしょう。あわよくば一緒に消す気でしたか。でもまだ死んでないって事はどこかで当たりを引いたのでしょう。命拾いしたようです」


 シストくんは怒った様子はみせず、むしろ余裕そうに微笑んでいた。

 う~ん、やっぱりこの子は何考えてるか読めないねぇ。生かす方に舵をとったのは早計だったかも。


 ま、何はともあれ。


 無我夢中でバールを振り下ろしていた九相図。

 一心不乱に千枚通しを肉に突き刺していた眼球アルバム。

 天真爛漫にナイフで、顔を切りつけていた円ちゃん。


 三人が、漸く立ち上がって。

 これで、5体1。


「あぁ、どうして、誰も彼もが私の邪魔をするのでしょう・・・・・・」


どうみても詰んでいる状態。

 アリアちゃんが、天に顔を向けて呟く。


 そして、何を思ったか、来ていた上着を脱ぎ捨てた。


 一瞬警戒した私達だったけど、本当にただ上半身を曝しただけみたい。

 高級そうな下着。

 そして、隠されていた肌は。


 無数の傷と痣。顔色の雪のような白さはどこにもなく、ほぼ赤黒い肌。


「これが道、孤児だった私は、幼少の頃から、暴力の中で生まれ、育ち、殴られ、切られ、ありとあやゆる痛みをこの体に受け続けた。この歯も偽物、本物はアレの邪魔だからってとっくに抜かれ、あぁ、泣けば殴られ、黙れば首を絞められ、乱暴に顔を動かされ、そのたび髪は毟り取られ、縛られ、穴は開けられ、何日も、何週間も、何ヶ月も、何年も。私はただ動けない人の形をした玩具だった。何も無かった、でも違ったの、やっと抜け出せた時、私の中身ははち切れんばかりに詰まっていた」


 両手を広げる。


 これは、もしかして。

 見余っていたのは・・・・・・。


「蝕み続け、黒く、黒い、塊が、あやゆる負の感情が、腐臭の中、泡を出して、今にも私の外に出ようと、藻掻きながら、目を瞑ると、苦しいの、吐いて吐いて、勝手に涙が流れ出して、そんな私が、人を、世界を、己自身を、恨み、憎しみ、否定し、ても、いいいい、いいでしょう、ゆゆゆゆうゆゆゆゆゆゆう」


 森全体に伝わるような声が。


「赦してよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」


 響いた。


 空を見上げていたアリアちゃんの顔が、ぎゅんと元に戻る。


 目付きがまるで先ほどとは別人。


「この世が私を虐めたの。だから、これは復讐なの。私は何をしても許される。私がされた事をみんなにしてあげるの。分かってもらわなきゃ、私がどんな気持ちや痛みをずっとずっと与えられ続けて、そうよ、だからね、分かち合いましょう」


 これはちょっと計算外かなぁ。


 この子、もう考えるのをとっくの昔にやめたんだ。

 私を受け入れたのも、何もかもどうでも良かったから。


「ご飯をくれたの、優しくて、無我夢中で食べたの、で、食べ終えた、幸福で、その後、お腹を何度も蹴られたのよ、つま先が刺さるの、柔らかいお腹に、食い込んで、吐いて、戻して、笑ってて」


 アリアちゃんが、伸縮警棒を取り出し伸ばした。


「女の子達は、歯を全部貰って、手足も取りましょう。ただの穴にして売り払います。男の子の方は、なかなか需要ありそうね、女装させてもいいし、この世の中、様々な変態がいるから、見た事あるかな? 想像を絶する人、髪だけに固執する人もいたけど、あんなの序の口、私のアレをああして、嗅いで食して、飲んで、貴方達もすぐに会わせてあげるわ」


 あの目はやばいねぇ。気を抜けば飲まれそう。


 それは私だけじゃなくて。

 九相図も、眼球アルバムも、円ちゃんも。

 膠着していた。相手からは目を離さず、いや離せず。

そんな中。


「ほらほら、どうしたんだい。いつもの君達らしくない。あんなの母さんに比べればどうって事ないじゃないか」


 シストくんだけが至って普通の反応だったの。

 九相図の背中をそっと押す。


「さぁ、さっさと終わらせて帰ろう」


 九相図がそのままゆっくり歩き出し。

 歩幅がどんどん広がり、ついには走り出す。


「そうだね、腕の一本くらいお土産にくれようか」


 間合いに入った九相図がバールを振り上げるも、アリアちゃんの警棒の方が恐ろしく速かった。

 顔面を強打され、傾く九相図。

 それでも、倒れ様にバールを振り抜く。

 アリアちゃんの頭部に、釘抜き部分が突き刺さる。


 そのまま倒れる九相図。

 そこにアリアちゃんは、平然と手に持つ警棒を激しく振り下ろした。

 九相図は必死に両手で顔を庇うが、構わず何度も叩き付ける。

 そのたび、短い悲鳴と砕けそうな音。


「はぁ、うちの相棒になにするかねぇ」


 眼球アルバムが飛び出す。目の前の全ての事を無視して、仲間を助ける事だけを考えた結果だね。


 アリアちゃんが、頭に突き刺さったままのバールを引き抜くと、それを迫る眼球アルバムに投げつけた。

 回転しながら襲いかかるバールをかわすと。

 目の前にはもうアリアちゃんがいたの。


 眼球アルバムの二の腕が、警棒を呑み込んだ。

 骨が粉砕される。


 同時に、眼球アルバムの千枚通しがアリアちゃんの脇腹に深く突き刺さっていた。


 アリアちゃんの表情に変化はない。 

すぐさま眼球アルバムの髪を掴むと、固い膝を顔面目掛けて直撃。

 くの字に体を曲げる眼球アルバムの首元に警棒を打ち付けた。

 眼球アルバムも続くように地面に落ちた。


「こんなのあれの痛みに比べれば、ね」


 根元まで刺さった千枚通しを掴むと、上下左右に乱暴に動かす。

相当痛そうだけど、アリアちゃんには全然効いてないみたい。

 

「あ、姉御、私は、あれだ、駄目だ、あれはやばい、のだ」


 円ちゃんが石のようになってるの。


「私もだよぉ。あれはカリバおば様クラスかなぁ。でもこのままじゃ全滅しちゃうねぇ」


 九相図も眼球アルバムも倒れた。

 私も動けない(って事にする)。


「嘘だ、あ、姉御なら、あんなの、余裕なのだ」


「嘘じゃないよぉ。私もあの二人みたく地ベタに寝る事になっちゃう」


実際、かかっていった所で、私も無傷で済むわけがない。

 

 私の言葉で、円ちゃんがナイフをきつく握りしめた。


 あれを倒せば円ちゃんにとってこの先、大きな自信になる。

 九相図も眼球アルバムも私でさえ倒せなかった相手になるからね。


「さぁ、行っておいで。円ちゃんならできるよ」


 私が信じている。

 私の言う事に間違いは無い。

 それは円ちゃんが一番よく知っているよね。


「想像するの、この先の自分を。円ちゃんはなるんだよ。九相図、眼球アルバム、カリバおば様、そして私以上の・・・・・・」


シストくんと同じように、私も円ちゃんの背中を押してあげる。

 

 同時に、アリアちゃんに瞳を向けた。


 走り出す、円ちゃん。

 イメージは出来ているのか、体が意識についていけてない。

 未来の円ちゃんの力量に、今の体が対応してないから、前のめりになりながらもどうにか堪えている。


 アリアちゃんは、こっちを見るんだよぉ。

 視線を、意識を、誘導する。

 より、危険な方に目を向けるはず。


 でも、アリアちゃんがこっちを見る事はなかったの。


「うふふ、なら、こっちの勝ちだよぉ」


 円ちゃんが地面を蹴って。

 一気に重なる二人。


 ナイフが喉にゆっくり、ゆっくり、時間が少しずつ動くように。

 円ちゃんの手が、どんどん前に。

  

血が、綺麗な赤が、吹き上がる。

 後ろに倒れてゆく、アリアちゃん。

 

 飛び込んだ円ちゃんもまだ空中に。


 同時に、地面についた。

アリアちゃんは背中から。

 

 円ちゃんは転がるも。

 

 静かに立ち上がった。


 一瞬だったけど。

 円ちゃんは確かに。

 私を一気に追い抜いて飛び越えていった。



 同刻。


私です、蓮華です。ただ銃を構えて見ているだけの、私です。


 蛇苺さん、腕を掴まれ、そのまま地面へ。

 鈍い音。


 見計らって、瑞雀さんが蹴りを放つも、体勢を傾けて、それを避ける。


 血の混じる唾を吐いて、また特攻。

 こっちは一人を犠牲に、残りの一人が攻撃って手で追い詰めてます。


 あ、それは。

 おお、そう来ましたか。

 あああ、危ない。

 いや、大丈夫だ。

 いっけー。

 そこだぁー。


 そして、数十分後。


「はぁはぁ、なんとか倒せた、もう立ってるのもやっとさー」

「銃も正確だった、ナイフも的確に急所を狙ってきたし」 

 

地面には白目を剥いたおじ様が。


 二人とも、色んな所が折れてたり、刺されてたりで満身創痍ですね。

 素手での戦闘は、途中から隠し持っていたナイフや銃などに切り替わってました。

 この二人を相手に、ここまでやるってとんでもない相手でしたね。


 私は、倒れているおじ様のこめかみに、銃を突きつけます。


「よし、貴方を拘束します。あっちは対応したメンバーがメンバーです。生かしておくとは考えにくい。色々聞かせてもらいますよっ!」


 秘技、蓮華流最後にちょっと何かする事によって、私も仕事をしたように感じる技。


 まぁ、実際、こっからが私のお仕事なんですけどね。

 他にメンバーが多数いるかもしれませんし。

 私の予想では、マーダーブリゲードは少数とは思いますが一応です。


 さて、あっちはどうなってるでしょうか。

 思ったより、早く片付きましたね。

 ドールコレクターの好き勝手にさせておいたのは正解でしたね。



 葵だよ。


 殺人鬼連合は早々に引き上げていったの。

 シストくんも抜け目がないね。血色の仲間を他にも近くに配置してたよ。

 それにしても、アリアちゃんの本性を見ても、シストくんだけが平気そうだった。

 あれは、シストくんが無害な一般人だったからか、カリバおば様に慣れているからか。それとも、あれをさらに越える・・・・・・それはあまり考えたくないかなぁ。


「姉御、私達も帰る、のだ」


 辺りは薄暗くなってきたね。


 足場の悪い山道。


「そうだねぇ、じゃあ、暗くなってきたし、手を繋いで帰ろうか」


「う、うん。そうだ、それが、いい」


 円ちゃんは照れくさそうに差し出した手を握ってくれた。 


並んで地面を下っていく。

隣はよろよろと。

 相変わらず、危なっかしい。


あぁ。

 離したくないなぁ、この手。


 やることはやった。

 もう、例の日はすぐ。


 今日で、確信も得た。

 円ちゃんは私がいなくても大丈夫。


 そう思ってても、何でだろう、まだ見ていたい。見続けていたい。


本当に、大丈夫なのかな。

 やっぱり、私が傍にいてあげないと。

 

 それなら、もう少し先延ばしにしても。

 

 そんな、言い訳をしてでも、一緒に、まだ、もっと。


 でも、それは私自身への裏切り。


「ん、なんだ、姉御、難しい顔して」

「ううん、なんでもないよぉ」


 下り終え、私達が乗ってきた車が見えた。


「お、ついたのだっ!」


 円ちゃんが走り出す。


 握っていた手が離れた。


 あ。


 それを見て、私は立ち止まってしまった。


 遠ざかる円ちゃん。


 どんどん背中が小さくなって。


 手を伸ばすけど。


 そっと戻した。


 

目を閉じて。


「おおおお、これはこれはこれは、ドドドドドド~ルコレクターっ! すごい、本物、私、ファンなのっ! やっと会えたっ! 会えちゃったっ!」


「あ、姉御、次、この後は、どこ、どこ行く?」 

  

「あ、姉御、どうした? なんだ、どったの?」


「うひゃくく、うひゃくく、似てる、なんで、そんなに似てるんだ、姉御、レンレン、まぢ、まぢレンレン」


「ういうい、任せろっ」


「姉御、全員殺したけどこれで良かったのか?」


「あ、姉御、姉御、私も、私もやる、のだっ!」


 何もかもが、昨日の事のようで。

 口元を緩ませる。


「お~い、あ、姉御、なんだ、どうした、止まって、早く、来るのだ」


 この瞬間の円ちゃんの声が聞こえる。

 

「今、行くよぉ」


 残り僅かだけど、それまでは。

 大事に過ごそう。

 可愛い、あの子と共に。


 あぁ、悔しいなぁ。

 こんな時でさえ、私は涙を流せないなんて。

 かなりはしょりました。最後の方、ガルニデのMIRAIを聞きながら書いてました。あ、後、猫は後日無事飼い主が見つかりました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ