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しょうぎょー科   作者: リオンマウ
1/1

@プロローグ1

ああ、なぜこんなことになったのだろう。


ああ、なぜ自分がこんなめにあわないといけないのだろう。


ああ、なぜ自分はいきているのだろう。


ああ、なぜこうなってしまったのだろう。


後悔しか残らなかった・・・・。


中学3年生の8月腰に違和感があり、病院にいってレントゲンをとってもらった。

すると骨が妙に曲がっていたので大きな病院に行ってくださいと言われ、大学病院へ・・・


そこで知らされたのは先天性脊椎側彎症せんてんせいせきついそくわんしょう

という病気だった。

それは、脊椎とは正常な状態であればまっすぐに伸びているものであるが、この病気の場合には、側方(横方向)に弯曲わんきょくしていたり、脊椎がねじれている。また、肩やウェストの高さが左右で違うなどの外見上の問題の他、高度の弯曲になると、腰背部痛に加え胸の圧迫と変形による呼吸器障がい・循環器障がいなど内臓にも影響を及ぼしたりするというものだった。


腰の違和感の原因がこの弯曲のせいであり、今後も角度が曲がってくれば危険だと言われた。


僕は陸上をしていた。それなりの実績もあった。

高校も陸上をしようと思っていた、なので出来るだけ早く治してほしいと頼んだ。


すると医療センターに日本で三本の指にはいる先生がいるから、そこで詳しい話をしてきてほしい

と言われた。


そして医療センターで、先生である酒井先生が手術をしたら治るといった。


できれば3月位にと話していたが、手術をすると1年間運動ができなくなるので

出来るだけ早くしてほしいと頼んだら、10月になった。


そして僕は決心をした。手術をして万全の状態で陸上をしようと。


中学校のみんなにも話した。

だいたい2~3週間くらいで帰ってこれるから、またすぐに会おうね!

そういった。


病院に行く前日にはみんなから色紙をもらった。

嬉しかった、帰ってから涙が止まらなかった。

こんなにも心配してもらえて嬉しくてしかたがない。


早く治してみんなに会おう。

そう、改めて思った。


そして手術当日。


いろんな人がいて、迎えに来てくれた看護師さんと楽しく喋って、手術室にいた人たちともいろいろ話しながら、笑顔で眠った。


そこからが絶望だった。


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


起きた瞬間、なにがなんだかわからなかった。


背中の部分が熱く、とんでもない痛さだった。


それこそ言葉にならないくらい。


なにが、どうなってるのか全く理解できなかった。


そのとんでもない痛さのなかで、看護師さんたちが焦っているのがわかった。


そして聞かれた。


「足を動かして見て」


!?、何を言ってるんだ?そう思った。


当たり前のことを言われたのでしようと・・・・・


動かなかった。


焦って、焦って、焦った。


足はどう動かすんだっけ?、足が動かない・・・・・

また、


「これ触ってるのわかる?」


?今触ってるの?そう思う。

そして、


「わからない」


そう答えると、なにかを先生らしき人が言っているのがわかったが、

それ以上は意識がもたなかった・・・・


次に起きた時は暗いとこにいた。


そこがどこだかさえわからなかった。


少しずつ見えてきた、点滴されてる、誰かいる、


「おぇぇぇぇぇ」


ものすごい量をはいてしまった。

ナースコールを押して看護師さんを呼んだ。


吐き気があればすぐに押してと言われた。

僕はあいまいに頷く。


やはり、意識は朦朧としている。


一体なにがあった、今は何時?、ここはどこだ?

そこまで考えるとまた吐き気があった。


約3分おきにはくこと数十回、力尽き眠ってしまう。


次に目を覚ますと、ベットごとどこかに連れて行かれている途中。

明るい、電気がついてるなぁと思いながらいると、声をかけられた。


「大丈夫?これわかるかな?」


大丈夫じゃねーよ!!

そう思ったが、


「大丈夫・・・です、数字の3です」

そう答えた。


そして大きな部屋、個室にはいる。

なんでこんなとこにいるんだろ。


そして、何気なく外を眺めているとパンと牛乳がきた。

のどが渇いていたので、飲んだ。


「おぇぇぇぇぇぇ」


!?、内心焦った。突然はいてしまって、すぐに看護師さんを呼んで

吹いてもらった。


それからはいろいろあった、足のほうに針がささって血を抜き取られることを知り、

上の点滴で食事をとらずにすむことを知り、食欲がまったくわかないなと思い、


そして手術が成功もしたが同時に失敗したこともしった・・・・。


最初の1週間はなにもできずにまともにしゃべりもできなかったが、気にかけてよく来てくれる

看護師さんの話を聞いたりして、ちょうど1週間たった時に高熱がでた。


そして、その時に俺のテンションは最高潮になっていたので看護師さんに睡眠剤を飲んで寝かせてもらうことにした。


その時はおかしかったと思う、熱が40度あるのにテンションがあがっていたのだから普通じゃないな、

そう思う。


あとから看護師さんに聞くとそのまま眠ってしまったらしい。


そして、一週間がたって母親から詳しい事を聞かされた。


背中にいれたボルトをしめすぎていたらしく、血が止まり、神経を痛めてしまったらしい。

それで最初に目が覚めた時とてつもなく痛かったのかと、納得してしまった。

もう1つ痛みの理由として手術をして30分後に麻酔をきっていたからだというのも聞いた。


それは痛いよ。


「どれくらいで治るの?、どれくらいで退院できるの?」

そう問いかけると。


「いつになるかわからないと言われた」

そう母が答える。


絶望した。


なにもできなかった、ベットからは一歩も動けず、体を起こすこともできないし、

足を動かすこともできない。


最初の1週間と合わせ約2週間は、ずっとずっとずっと思う。


これが夢なら覚めてくれ。


睡眠は1~2時間くらいしかできていなかったので、考える一日22時間思う。


夢なら覚めろ、夢なら覚めろ。


だが、一向にさめない。


そんなときに移動した4人部屋のおじさんが


「あんたと同じ位の女の子がいるよ、また呼んでみようか?」


そう言われて、


「ええ、ぜひお願いします。僕は動けないので。」


次の日


その女の子がきた。


「初めまして、平崎明菜ひらさき あきなと言います、よろしくね」


「僕の名前は、赤井佐久間あかい さくまと言います、よろしく」


なんとも堅苦しい挨拶だな。

それに、パンダのパジャマとか可愛いなぁ。

第一印象はそんな感じだった。


それでも次の日に、車いすにのれるこになると、


「病院のしたにある売店行こうよ!!」

と普通に話しかけてきた。

打ち解けるのには一日で十分だった。


「はやく~~、まだぁ~~?」

「先生くるまで待ってくれよ」

「早くしないといっちゃうよ~」

と言う会話が続き、先生がついにきて乗せてもらった。


「いくよ~~」といいながら車いすを押してくれる。

なんか、嬉しかった。


「車いす押してるからなんか奢って」

「しかたがねえな~、ひとつだけな?」

「ありがと~~」

とても楽しかった。


明菜としゃべってると、なぜか落ち着いた。


だけど・・・・


「私、明日退院なんだ」

「・・・・・・・・そっか。」

驚いたけどここは・・・・

「おめでとう、よかったじゃん。早く学校いけたらいいね」

「うん」

「なに暗い顔してるの?、退院できるんだよ? ほら笑って笑って」

「そうだね」

少し笑顔になった。


でも、僕はつらかった。

たった二日でここまで仲良くなれたのにもう会えないのか。

僕に携帯はない、つまりはもう一生会えない可能性がほとんどだ。

もっとしゃべりたかったなと思う。


次の日

「退院おめでとう」

「ありがとう・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「明菜、泣くなよ。たった二日しか喋ったりしなかったけど。俺にとってはここの病院での初めての思い出だよ。本当にありがとな!」

「・・・こっちこそ・・・・短い時間だったけど楽しかったよ。」

「明菜・・・・またどっかで会おうな」

「佐久間、絶対だよ!!」

「ああ」

「じゃあね」

「またな!、笑顔可愛いよ」

「佐久間こそ、かっこいいよ」


本当に楽しかった、二日だけなのに別れるのはこんなに悲しいのか。

そう、次会うときはりっぱに歩いて、自慢できるようにしないとな、

っと一人で思う自分がいた。






初めまして。

今日思い立って書いた作者(超新人)です。

この文章はほとんど思いついてすぐ書いたりしているので、誤字脱字や、文がきちんと成り立っていない文もあると思いますが、ぜひこれからの展開を楽しみにして頂きたいと思います。プロローグは2~3まである予定です。

思いついたことをそのまま書いているのでどうなるかわまったくわかりません!!!!!


さて、話しは変わりますが作者自身現役商業科の高校1年生です。

商業を題材とした小説は少ないと思います。

友達も、もっとあればいいのにな~とか言っていたので書いてみた次第です!。

が!!!文章力のない僕が書くので少しずつ慣れていきたいと思っていますので、見てくださったみなさまこれからも応援お願いします。

なおこの小説の更新は超不定期で遅くなる場合がかなりあります。

理由は商業系の勉強です!

でわ、今回はこのへんで~~~。




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