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博士と助手と大発明

枯れない何か

作者: 風木守人

「枯れない花を作った」

博士の突拍子もない発言に、助手の手が止まった。

「いや、いや」

博士はせき払いしてから、

「水をやるのが億劫でね」

「水がなくてもいい花を作ったのですか?」

「ああ、全く必要ない。空気中から湿気を吸い取るからね」

「土や栄養は?」

「それも大丈夫。日光もなくていいし、臭いも全くしない」

「そりゃすごい」

助手お決まりの一言に、博士は苦笑して答える。

「しかし、この花は造花とどう違うんだろうね?」


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― 新着の感想 ―
[一言] 「死」の存在を考えさせる、何気に深い話ですね。
2012/06/04 15:03 退会済み
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