76/176
元気モリモリ
朝ごはんをしっかりと食べた私は3時限目の体育の授業を無双した。
ドッジボールでしたが、私の入ったチームは私だけで余裕の勝利を収めます。
「いや...今日の紅やばくない!?」
「元々すごかったけど、今日は一段とすごいな」
なんて言われます。
「朝ごはんをちゃんと食べた私に敵はない! ビクトリー!」
と大見えを切って授業を終えます。
しかし、この余計なビクトリー! が良くなかったですね。
「あっ! それって【レッドフェニックス】様の勝利ポーズですね!」
やはり結衣が食いついてくる。
「えっ...、あ...そうなの?」
「はい! 知らなかったと言うにはだいぶ様になっていたと言うか...。よく考えると紅の声って【レッドフェニックス】様に凄く似てるんですよね」
(なんか非常にまずい気がする...)
「いや〜。たまたまじゃない?」
「...う〜ん?」
ヒーローオタクの感的なものでなんだか妙に勘づいているのかもしれません。
とは言え、彼女にも確信はないのでしょう。
授業中ずっと私のことを見つめつつもやはり確固たる証拠のような物はや発言は出てこないのでとりあえず安心するのでした。




