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速い!

 私が学校の屋上に着くとすぐさま着地して変身を解除する!


「なんとか間に合った! 流石に自転車よりもだいぶ速いな!」


 流石に魔法少女になった方が速いようです。


 欲を言えばこれからも【真紅の翼】を使って登校したいくらいですね。


 〜教室〜


「間に合った!」


 私が教室の扉を勢いよく開くと皆が不思議そうな視線を浴びせてくる。


「鈴羽が遅刻しかけるなんて珍しいこともあるもんだな」


「どうしたんだ? 何かあったか?」


「いや、鈴羽は昨日テニスの試合があったんだよ。優勝したのを見てたし疲れてたんだろ?」


 と勝手に解釈してくれるので助かります。


「いや〜、そうそう昨日のテニスの試合でちょっと疲れちゃってね」


 と私が返すと結衣が話しかけてくる。


「そう言えば昨日あの周辺で【レッドフェニックス】様がいたんだよ! 紅! まあ、【怒りの巨人】っていうCランクの怪人と【ウワワ仮面】がいたから早く帰っててよかったね!」


 と言っていました。


「...そうなんだ」


「それにね! 【レッドフェニックス】様が一度は負けそうになったんだけどさ! 復活して【クリムゾンフェニックス】っていう姿になったんだ! 【真紅の翼】を使って空を翔ける姿がすごくかっこよかったよ!!!」


 もう朝の回が始まるというのに、今日も結衣は変わらないのでした。

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