【トパーズサンダー】握手会②
【トパーズサンダー】握手会は思った以上に混雑していました。
「1時間待ちで【トパーズサンダー】にあえて握手できるなら安いです! せっかくならサイン貰えると嬉しいですね」
結衣は本当に楽しそうだし、私はそんな結衣を見てその場の雰囲気を楽しんでいる。
並んでいる人たちも本当に楽しそうだ。
(これはなんだかんだ来て良かったかな?)
そう思っていると私たちの番がやってきました!
「こんにちわ! 私が【トパーズサンダー】だ! 悪い怪人は【トパーズスパーク】で動けなくしちゃうぜ!」
黄色の髪に緑色の瞳の魔法少女。
(ふむ、ちゃんと貫禄があるな。ある程度の実績のある魔法少女って子な感じなのか)
結衣はすごく張り切って握手をしてもらい、なんとサインまで貰っていた。
とは言えは1分ほどで時間は終わるので長い時間は話せなかったようだ。
そして私の出番が来る。
「こんにちわ! 【トパーズサンダー】握手会にようこそ! ...えっ?」
私を見た瞬間に何かを察したのか彼女は固まる。
「...どうしたの?」
「えっ...あっ...いや...その...」
何か言わないといけないと思い私は手を出す。
「握手...ですよね?」
「はい、握手しましょう」
お互いに握手を交わした瞬間でした!
奥側の壁がドーンと破壊されて大きなヴィランらしメカが現れたのだ!
「【トパーズサンダー】!!! 貴様の命貰い受ける!」
「...何やら怪人さんがやってきたみたいだね! 【トパーズサンダー】ちゃんがシビらせちゃうぜ!」
ぴょんと飛んでヴィランの前に立って身構える【トパーズサンダー】の戦いが始まる!




