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帰りの電車の中

 私は帰りの電車の中で今回の事件を思い返していました。


「いや〜...ごめんごめん。まさかお化けが相手だとは思わなくてさ〜」


 私は皆にそう呟きながらお化けが苦手なことを話します。


「あっはっはっ! 鈴羽の弱点がお化けとは飛んだ笑い話しだな!」


 と天音に言われますが一番そう言われたくなかったのでおでこに軽いゲンコツを食らわせます。


「いた〜い!!!」


「あなたが一番役に立ってないんだから当然の罰だよ」


 そう言いながらも明梨の方を見ます。


「明梨、今回は助かった。ありがとう」


 私の声に彼女は笑顔で「当然のことをしただけですよ! 後で私の【夢装具】見せてあげますね!」と返してくれました。


「【夢装具】ねぇ...」


 どうやら今回の件で明梨は新たな能力に目覚めたらしい。


 彼女曰く『これでもう足引っ張りにはなりませんよ』とのことだ。


 実際今回の件で一番活躍したのは彼女であるし少し楽しみである。


 そう思いつつも私はもうお化けとは金輪際無関係でいたいと思うのでした。



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