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Magical★Spirits-マジカル★スピリッツ-  作者: 晴埜あこ
2.湖の魔女と呪い

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11/20

2-1

 真っ暗闇をリオはただひたすら走っている。手を伸ばしても、暗闇のため左右前後何もわからない。

 はやく、はやくと焦ってもどこにもたどり着かない葛藤。鼓動がどんどん早くなっていくのを、自分でも感じながら走る。

 

 ふと、思った。思ってしまった。

 自分はどこへ帰ろうとしているのだと。そこへ帰りたいのかと。

 

「帰りたい、帰らなきゃ。ここは俺のいる世界じゃない。でも、じゃあどこへ? 俺の居場所なんて、居場所……」

 

 焦っていた気持ちが、そこでぷつんと切れた。

 足も止まり、漠然と「もうこのまま消えてしまえば」と考える。

 

「俺の、居場所なんて……最初からどこにもなかったじゃないか」

「そんなことないよ」

 

 否定的なリオの言葉を、温かいそしてどこか懐かしいような声が遮る。

 

 そして、あれだけ暗かった周りが、一気に光に包まれた。リオは眩しくて、思わず目を瞑る。そこには誰かが居るようだったが、眩しくて認識することはできなかった。

 

「大丈夫、一緒にいこう」

「俺は……俺はっ」

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