表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

古事記・異譚記

影より生まれし光

作者:アリエル
これは、古事記に記されなかった、もうひとつの神話――
誰にも名を呼ばれず、語られることもなく、ただ“役割”として生きて消えた姫と御子の物語である。

太陽神アマテラスが岩戸に隠れ、世界が闇に閉ざされた神話の裏側。そこに、人々に光を届ける“影”の器として生まれた少女、御影姫命(ミカゲ)がいた。彼女は役目を終えたのち、誰にも気づかれぬまま消えようとしていた――だが、名もなき光の御子・アキツヒコと出会い、ふたりの運命は静かに動き出す。

水の霊地、森に響く哭き声、封印された神具、闇に棲まう“禍”の影――神話の隙間に潜んでいた穢れが目を覚まし、再び世界を飲み込もうとする中、ふたりは「自分が何者なのか」を探しながら、祈りの力を学び、心を重ねてゆく。

やがて彼らは月の神ツクヨミに導かれ、黄泉の国の奥深く――忘れられた神々が眠る“夜の世界”へと足を踏み入れる。その先に待つのは、死と再生の女神・イザナミ。神話では語られなかった、最大の禍の正体である。

この物語は、名を与えられなかった者たちが、
誰かを守るために祈り、光と闇の意味を知り、
“神”ではなく“人”として生きる選択をするまでの魂の記録。
影の姫と光の雫
2025/08/25 20:10
境の地を越えて
2025/08/28 20:10
鏡と勾玉の覚醒
2025/08/31 20:10
夜の世界の旅
2025/09/03 20:10
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ