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第32話 良い人。
突然現れた子供に驚く男性は戸惑いながらも
受け入れていくのでした。そして、その子の生前を
知る。
「僕ね、事故で植物状態だったの
お母さんお父さんが泣くだよ。
あ...もっと生きたかったなて
さっさとさ、これは僕の気持ちだよ
さっさと幸せになると嫉妬?するからか
真っ黒になるの。制止出来ない。
このままだと妹やお母さんお父さんを
破滅させちゃうから
そのため離れてウロウロしていたら
お兄さんがいて頑張ってるな~て
そしたら真っ黒にならなかったの
僕も生きてたかった思いがさ
こう、報われる感じがして
男性は「まあ、色々あったんだな」
「お兄さん、だけど今日でお別れ」
「ほう、家族の元に帰るのか?」
「うんうん。帰らないよ」
「なんでだよ。」
「黒い影から護らないと…」
「お父さん、お母さんの所に行くのか?」
「大丈夫だよ。お母さんとお父さんなら
護ってくれる人たくさんいるから」
「だけど、帰らないと…」
「お兄さん、やっぱり優しいね
だけど、代わりにそこにいる人を連れてゆくね。」
振り返る男性の近くに暗い人物が立ちはだかっていたのだ。。




