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13とわかれた結人は怒りをあらわにしてる
横にあるお店に入ると明希名も入ってきた
そこは霊のお店だとふたりは知らない
明希名がはあ~とため息をついていると
真っ昼間から横でビール缶を何杯も飲み干して
いる女性。そう13の生前の恋人結人だ。
明希名は霊だと知らず話しかけようとすると
結人「あ~何よあの堅物。死ななければ良かった。ふんっ。あの堅物、なにが結婚すれば良かったよ」とかなり酔ってるが
明希名は気づく
「お姉さん?もしかして..自殺したの?」
結人「なんで?」
明希名「だって自殺をした人は霊界?か何かに行けずにここをさ迷うでしょう?だったら虐めで
自殺した人がさ迷ってたら悪い奴やつけれるね」
結人「うんうん罰が当たるよ」
明希名「でも一番大切な人から離れられなくて泣くまでさ迷うでしょう?」
結人「私の彼も自殺したの。
でもねさ迷ってるのは違うわ」
結人が店を出てゆくとついてゆく明希名
公園で遊ぶ子供とその母親
明希名「えっ?」
明希名は何となく解ってしまった。