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第14話 幕開け

14話

11は仕事を終えると、「明希名!」と

玄関先で呼ぶと


明希名は這いつくばって出てきた

「お兄さん、こんばんわ。むふ、うふふ」

土地神が会釈で挨拶をする

11)「酔っぱらってるのか?」


明希名)「今日ね、森育枝さんて家に行ってボランティアしてきたんだよ~

インコ飼っていてご主人が亡くなって

インコだけが家族なんだって~

幸せなんだって~わたしも幸せ~」


11)「なんで?」


明希名)「だって土地神様いるし、お兄さん三人いるし両親居なくても不思議でありえない世界が見える私でも幸せ~」


キレ良く立ち上がる明希名は

土地神様と11に向かって


「ありがとうございます!ありがとうございます!」とお辞儀をする


酔っぱらっている明希名はコップまでも

逆さまにしてしまう


11、土地神)あー

11)こぼしてるよ!

土地神)僕タオル持ってきますね


明希名「うん?どこ溢したの~」


11「うぎゃっ、あ~あ~もう~

下にするから酒が溢れちゃうよ」


またもや、11の目の前にあまりの

お酒を垂れ流しに


____

15分後

 ̄ ̄ ̄ ̄


Ζzzz 寝息{明希名の寝息}


土地神と11は明希名が眠ると

ふたりは話し始める


土地神は「進展はありましたか?」

11は首をふる


「あの扉を開けたときから

両親がいない世界だった。

寂しいだろうな。でも幸せかぁ、、」


土地神、「僕は明希名が亡くなるまで

ずっと見守るつもりです。

でもこれも運命なのかもしれませんね。」


11「あ゛~、なんであの扉が解らないだよ

そうしたら明希名も日常に両親がいる」


土地神は丸い月を見て

「あと少しの辛抱かもしれませんね」

11「あ?なんでだよ」

土地神「あなたの思いが強いなら

そのうち解りますよ。」


その頃、12は11を探していた

12はそこにいた30に訊ねた


12「あの~こんな格好した、そのなんていうの?男見なかった?」

30「私が思う男性なら右に走っていったわ

守るべき物があるて」

12「うわ~すごいスッねおねえさん、そうその男探してたんですよ。ありがとうございます」


テクテクと歩いてゆくと12は大黒天と合う

12「おほほ、大黒天様、奇遇ですな、11知らない?」

大黒天「見なかったぞ」

12「先ほどね、女性に11を訊ねたんだよ、そしたら守るべきものがあるて右に走っていったんだって、よく解んなくて話し合わせておいたんだ」


大黒天「ほほほ、それより君は運が良いな

良いことを教えてあげるよ」

12「え!なになに?」


大黒天は笑みを浮かべながら

12に何かを話している。


果たして大黒天は何を伝えたんだろうか。


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