第12話 11の過去
すぐに忘れられるを理由に玄関を開けた
姫美はあとで後悔をすることになる
早瀬明は浅見姫美結婚をして
新居はマンションの8階で4LDK
ふたりは内覧時に気に入り、即効で決めた。
日当たりもよくリラックス出来ると
早瀬明は男性看護婦をしている
浅見姫美は早瀬明と結婚をして
早瀬姫美に姓が変わり正社員の
クリニックの看護婦をしている。
姫美は帰ると誰もいない暗い部屋の
明かりをつけた。一人暮らしと変わらない。
早瀬明は帰ってくるもすぐ寝てしまう。
それは同棲の時と変わらないのだが
時に姫美はこのままで良いのかな?と悩む。
明?と呼び相談をしようとするも
ごめんな、、、今、忙しくて
姫美は
私は子供が欲しいのにと心で呟く
次第に月日は経ち早瀬明は
夜勤や早番でいない。
ほとんど一緒に食べたことが無い
でも姫美の心は寂しさと将来の不安に
覆われた。
姫美は休日の日に
そこにインターホンが鳴る
女ふたりいてインターごしに
≪いだおという教会です。
全てを忘れられるをスローガンに
活動しておりますよろしければお話しだけでも≫
姫美は釣られて玄関を開ける
いだおというのは教会でも無ければ
ただの密売の組織だった
洗脳という形で姫美は次第に入り込む