第10話 新たな人物の警告。
第10話
13の生前を知ってしまった11と12は
少し気まずいものの優しく温かく迎えた
そこにまたもや座敷わらしの
わらしちゃんが現れた。
おにいちゃん!大好き!と11に抱きつく
しかしいきなり、わらしちゃんは
11の後ろに隠れた。
わらしちゃんは「きたー」と言う
そこに現れたのはこの時空の主に近い
人物の1(ヒ)。
12は「ヒっ!様」と言う
1は「ヒを強調るな。優しくヒだ」
12)解りましたヒっ様。
ところで1(ヒ)様、今日は何のご用件で?
1は咳払いをし、11、君はあの扉の
ことを訊き回ってるようだね。
11)はい。
1)あまり深く関わらない方が良いぞ
11)そ...
そこに弁財天が現れ
弁財)アハハ、、、もう深く関わらない
ように言い聞かせますので、お帰りを
1)何故、君に指示されなくてはならない
言われなくても帰る。
弁財)だったら早く後ろ向いて帰ってちょうだい
1)まったく君は相変わらずもー。
12はいきなり11らに小声で
12)あの人、1(ヒ)様。いつも思うんだが
しゃくれてるよな?、髭で隠してあるだけだよな。だって俺見たもん。髭取る所
13)あれ、付け毛なのか?
12)うん。俺の奥底だが、かなり若い青年なんだよ、たぶんな、あのしゃくれが
コンプレックスなんだろう
11はあのさ、僕を挟んで話すの
やめてくれないか?
12)すまない。つい、、、、
時空の主1(ヒ)に警告されてしまった
11はそれでも揺るぎなくあの扉の
意味を探すのだった
そんなある日のこと
11の前に現れるひとりの女性
青い筋が見えたのだが、、、
1(ヒ) ながーい顎髭がある。白い長い衣服を
身に纏っている。