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第9話(後編) 13の過去

自ら命を絶つことで楽になれる

誰もがそう思う時が一度はあった

かもしれない。それは年齢関係なく

大人だけじゃないことだろう

自ら命を絶つことはもう

自分のことしか無いだよと。

周りのことも忘れてしまう

きっと俺なんか、僕なんか私なんかと

居なくても悲しむこともない

でもそれは間違いだよ

中には麻酔の無い深い傷をえぐらた

かもしれない。麻酔があれば痛みは

少しやらかくなったかもしれない

でもあなたはひとりじゃないだよ。

自ら命を絶つことは生きれない人に

失礼だと思う人もいるだろう


だがよく頑張ったね。辛かったね

気づいてあげられなくてごめんね。

そう両親は言う。


恩田先生は60であの世を去ったそうだ

僕に言う、どんな思いでお前を、、

お前を。同窓会で知らされたと

恩田先生の涙と鼻水、

良かった、良かったと言う

大紀はここでは幸せなんだな...と

「先生はどうして僕をそんなに?」

僕には子供が居なくてね。

幼馴染みと結婚したんだ

その妻も大紀に似ていてな、、、

流れに身を任せて生きてきた

でもな、ある突然うつ病になってな

つい、大紀を見てたら後悔させたくなくてな。


僕はひとつの後悔をした。


それを盗み聞きしていた11と12は

帰ってくる13を温かく迎えた。


そこにまた座敷わらしのわらしちゃんが

現れたが...


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